明日は帝王賞 ２００７年前期の日本一決定戦

本日の旭川競馬　２歳戦は
ニューイングランド産駒のタイヨーグリーン
サウスヴィグラス産駒のリュウケン
リキアイワカタカ産駒のサムシングワイルド
がそれぞれ優勝
姫路競馬の２歳戦は
ジェリ産駒のダートチープ
が優勝しました。

さて、明日は帝王賞。
地方競馬側の総大将
アジュディミツオーが回避してしまった為
中央馬に正面からぶつかって行ける相手が
居なくなってしまった。
ただの馬場貸しのレースになれば
レースの価値そのものが？？？

今回は珍しく中央所属馬から見ていく。
フェブラリーＳ優勝馬サンライズバッカス。
前走は４角が急カーブ船橋競馬場で
重い砂も向かずに５着。
今開催の大井は追込みが効き難い。
外回りの２０００ｍであったとしても
４角で５番手以内に上がっていなければキツイし、
上がっていったとすれば、この馬は止まると思う。

同レース２着だったブルーコンコルド。
そもそも東京ダートよりは地方のダートな馬。
普通に考えてもサンライズバッカスには先着し、
充分に勝ち負けできる。

シーキングザダイヤは誰もが認めるイマイチ馬。
どんな相手でも２着。。。だったが
東京大賞典で勝つにはこれしかない…
と言うレースをしながら、結局３着。
フェブラリーＳから間が空いてしまった事も含め
ここは鞍上と調教師の「掲示板で小遣い稼ぎ」
程度にしか見えない。

クーリンガー。　気がつくとレースで
それなりに内をついて上がってくる馬
前走は果敢に行って、最後パッタリだったが
これでリフレッシュできたはず。
今回はいつもの「潜り込み」に注意したい。

ボンネビルレコードは元大井所属馬。
追えない武豊から、乗りなれた的場文騎手になり
大井２０００ｍなら、あっさり馬券圏内でもおかしくない。
中央の調教施設を利用し、地力強化していれば
２・３着は普通に狙える。

対して地方所属馬。
筆頭はトーセンジョウオーか？
川島厩舎がアジュディミツオー回避、ナイキアディライト別路線
でこの馬を出走させて来た。
正直、頭数を揃え、馬券の売上げのためだけか？
牡馬相手では厳しい。

同厩のシーチャリオット。
前々から２０００ｍは長いと言われており
ここは次走への叩き台か？

浦和記念馬ケイアイミリオン。
９歳の休み明け、すんなり逃げられる相手でもなく
ここは叩き台か？

１０連勝でさきたま杯に挑んだものの
４着に敗れたフジノウェーブはどうか？
時計的な裏付けもなく、２０００ｍも長い。

マズルブラストは前走、長距離と言う事もあり
ゆったりとした流れを差しきったが
今回は自分なりのペースは望めない。

ディープサマーやアウスレーゼでは
この相手では難しい。

他地区所属馬はどうか？

ダイオライト記念・オグリキャップ記念で
中央所属馬を蹴散らしたミツアキタービン。
前走逃げ切りで重賞を勝ったが
脚元に不安を抱え、万全の状態とは言い難い。
奇跡を信じたい所だが、その確率は低い。

金沢のビッグドン。白山大賞典で
レマーズガールに迫ったが、年齢と共に
力が落ちてきている印象。
頑張って掲示板を目指すが。

兵庫からはチャンストウライ。
まだ成長途上の４歳馬。
完成にはまだ足りないが
今の大井の馬場で早め先頭に立てれば
場合によっては複勝圏内があっておかしくない。

本日の写真は
レールデュタン。
2005年09月07日
メジロ牧場伊達分場にて撮影。

レールデュタンのアルバムは
http://pht.so-net.ne.jp/photo/horsephoto/albums/35449