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HBAトレーニングセールの結果 う~~~ん [馬産地・牧場]

最高落札馬はモーリフェアリーの17 3,675万円
落札者はビッグレッドファーム。
さすが岡田総帥。儲けた分は日高へ還元。
日高全体の発展なくして自分の発展無し。
日本馬産の発展のためには馬産の活性化。
よく分かってらっしゃる。

さて、成績の方はと言うと
売却総額 4億5,500万円
売却率 65.6%(牡:66%、牝65%)
取引平均額 555万円
 ※高額4頭、低額(韓国購入)4頭を引き
  売却頭数で割ると499万円

確かに昨年の同セールと比較するだけなら
売却率は52%→65%と増えているが
取引平均額は30万円強下がっている。
去年は100万円前後で買い叩く貧乏商人=韓国馬事会
が9頭も購入し、平均額がかなり下がった。
今年は200万円で4頭しか購入していないのに…である。

トレーニングセールだけでなく
1歳市場を合わせて見ると
1歳では売れず、2歳(すぐデビューできる)になってから…
の傾向が強くなっている。
牧場側からすれば、売れるか売れないか?の馬に
「調教」と言う付加価値を付けてのセールだけに
それなりに高く売れるなら…なのだが
手間暇かけた割りに 安い!
正直、ここまでにかけた経費を回収できない馬も多いだろう。

生産・育成すればするほど、赤字が嵩む。
この状況が続くようでは、
資本力の無い中小牧場が倒れていくだけで
資本力のある一部大手だけが残る。

日本の馬産が危ない。

生産数が減れば減るほど
高い能力を持った馬が生まれる数も
おのずと減っていくので、
日本馬のレベルダウンは免れない。

少数しか持てない馬主さんに
無理してもっと買ってくれとは言えないが
儲かってしょうがない金持ちの馬主さんは
日本競馬のレベルアップのためにも
(地域格差還元にもなるので)
もっとこう言うセリで馬を買うべきだ。

金持ち同士で金のプレゼントをし合った所で
何もよくならない。
セレクトセールで無駄に億の金を社台にくれてやるなら
こう言うセリで10頭買った方がいい。

なぁ金子よ、近藤よ、フサイチよ
もうダービーは勝ったんだから
自分の手でパートI国に相応しい
日本の馬産を築いてみたいと思わないか?

あまり金儲けばかり考えていると
そのうち コムスン…(以下略)

本日の写真は
チヨノドラゴン。
2007年06月24日
大井競馬場 ジューンブライド賞にて撮影。

チヨノドラゴンのアルバムは
http://pht.so-net.ne.jp/photo/horsephoto/albums/62268


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