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新装函館競馬場を写真付きで検証してみる。 [競馬全般]

用事があったので、1年9ヶ月ぶりに
 国営競馬の新装函館競馬場
に行ってきました。

120億円かけて作られた新しいスタンドが
どれほど すばらしい物か 写真と共に検証していきます。

尚、新しいので 当たり前のコメント
 「綺麗でした」
なんて言葉は省略します。

以下、「はなみち」の写真以外は
バカチョンカメラでのものです。あしからず。

入場門
 いきなりスタンド内に入ります。
 函館競馬場01 入場門

外から見えるパドック
 入場門に入る前、外からパドックの様子が見られます。
 これはお店でいうショーウィンドウの様で
 良い作りだと思います。
 函館競馬場02 外から見えるパドック

入場門を入った所のコンコース
 1Fには総合インフォメーションと救護室、コンコースがあるだけ。
 左に行けばパドック、右に行けば屋外のふれあいパドック。
 正面のエスカレータに乗ると2F:雲の広場へ行けます。
 函館競馬場03 コンコース

パドック
 イベント用にスピーカも仕込まれている様ですが
 メジロライアン登場時はボリュームが大きすぎて
  「お静かに」という司会の声の方こそ静かにしやがれ
 というオチに…
 函館競馬場04 パドック

ダッグアウトパドック
 競走馬の蹄鉄などをチェックしやすいのでこれは面白い。
 1レースにつき定員30名とされていましたが
 定員割れのため、並ばずに入れました。
 ここでビックリしたのは、緑服の警備員が
  入る時 「いらっしゃいませ」
  出る時 「ありがとうございました」
 と言った事。 こういう教育はすすんで行うべきですね。
 ただ、目的からすれば手前に置いてあるプランターは邪魔なだけ…
 函館競馬場05 ダッグアウトパドック

パドックシート
 空調の利いたスタンド内からパドックを見られる様になってます。
 但し、確認できるのは「歩様」がメインになりそうで
 それ以外は遠くて確認しにくいですね。
 函館競馬場06 パドックシート

パドックへの道
 パドックへ行くには
 エスカレータで前述のコンコースまで降りてから行くか
 この階段を降りて行かないと行けません。
 函館競馬場07 パドックへ行くには…

2F:雲の広場
 天井が広いと圧迫感が減りますね。馬券には関係ないけど。
 函館競馬場08 2階 雲の広場

はなみち
 パドックからレースへ向かう馬を見る事ができる。
 間に柵が2つあるものの、騎手のファンには有難いものらしい。
 但し、パドックからゴール前への唯一の通路も兼ねており
 かなり混雑しやすいです。
 函館競馬場09 はなみち

レース観戦への道
 ゴール前でレースを観戦したいと思ったら
 パドックから 「はなみち」 のある通路を通って行くか
 ふれあいパドックの方からスタンドを回り込むか
 スタンド2F:雲の広場からこの階段を降りて行かないと行けません。
 函館競馬場10 レースを見に行くには…

3階からパドックを見る
 まぁ至って普通。
 放送ブースの入口の前まで一般客が行けるので
 どこかのファンがブース前で出待ちしそうですね。
 函館競馬場11 3階からパドックを見る

3階展望デッキ
 生憎の天気で景色はいまいち。
 ここにも微妙に階段(段差)が…
 函館競馬場12 3階展望デッキ

3階展望デッキからゴール板を望む
 展望デッキの右端まで行かないとゴール板は見えません。
 まぁ 「展望」 デッキですから…
 函館競馬場13 3階展望デッキからゴール板を望む

フードエリア
 写真の3店舗と、横に回りこんだ所に3店舗の
 計6店舗があるだけ。
 昼過ぎにはあじさいのラーメンに30~40人の長蛇の列。
 JBC時の盛岡競馬場ぐらいキャパが低いです。
 お急ぎの方は屋外の屋台で買う方が良いでしょう。
 函館競馬場14 フードエリア

ふれあいパドック横の馬房
 馬車の馬はここでくつろいでましたが馬房の窓は閉めたまま。
 函館競馬場15 ふれあいパドック 馬房

ふれあいパドック
 このサンシャインパドックの様な所で展示されます。
 手前の柵の所までは展示時間帯のみ行けますが
 その先の柵が 高いこと 高いこと…
 顔をかなりあげてくれないと まともな写真も撮れないし
 「ふれあい」は 一体どこにあるんだか???
 函館競馬場16 ふれあいパドック

馬のあしあとのオブジェ
 どこの誰が作ったのか知りませんが
 こんなあしあとをつける馬が居れば見てみたいもんだ(笑)
 函館競馬場17 馬の足跡

ゴール板からスタンドを望む
 見えるのは 「階段」 ばかり…
 函館競馬場18 ゴール前からスタンドを望む

★★総合評価★★

競馬場の一番の目標は 「馬券を買って頂く事」

しかし新装函館競馬場の馬券売り場は
2Fと3Fにしかありません。

馬券を買う人の基本的な流れは
 1:パドックを見て買い目を決める。
 2:必要であれば返し馬も見る。
 3:馬券を買う。
 4:レースを観戦する。
だと思います。

では、新装函館競馬場ではどうでしょうか?
 1:パドックを見て買い目を決める。
 2:6人分の幅ぐらいしかない 「はなみち」 横の通路を通り
   本馬場側に行き、返し馬を見る。
 3:1Fには馬券売り場が無いので
   スタンドの階段を登り、馬券を買いに行く。
 4:馬券を買った後、階段を降りてレース観戦。
となります。

新規顧客獲得のため
 「見た目が綺麗な建物」
を作るのもいいですが
 「一番大口顧客=お年を召された方」
にとって
階段の昇り降りを繰り返させる

 【非常に優しくない作り】

なのは

 一体、何を考えているのでしょうか???

設計屋に任せて、何のチェックもしてなかったんでしょうか?

これだから 国営は…

あ、もちろん
競馬場としてではなく、ウインズとして見れば
パドックの大画面で中継を見られて
外が寒くても、客の出入りは1箇所だけ、しかも1階なので
良い作りとも言えます。

★★★★★ 結論 ★★★★★

新装函館競馬場は

 【競馬場ではなく ウインズ(場外発売所)だった】

それでも競馬場と言い張るなら

 日本でも最下位を争うクソ競馬場

で間違いない。。。

★★★ おまけ:喫煙者からの目 ★★★

日本人の喫煙率は総人口の1/4とされており
競馬場に来る人では更にその率が増える。
にも関わらず、喫煙ルームが喫煙者数に対し狭いし、少ない。

屋外も灰皿のある所だけとなっているが
芝生席(ターフシート)の所に点々と
3ヶ所に灰皿があるだけで、常にそこには溢れる喫煙者。

分煙をすすめる事は良いと思うが
少しは帯広競馬場の喫煙ルームとか 見習ったらどうなんだ?と。。。

これだから 国営は…その2

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