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G1 2連覇馬を輩出したトレーニングセールが開催中止 [馬産地・牧場]

1997年からスタートし
G1 2連覇馬を輩出もしたトレーニングセールが開催中止

何とも残念なニュースが…

他のトレーニングセールの勢いにおされ
上場頭数が揃わないため
 今年度のひだかトレーニングセール
の開催を中止し
 HBAトレーニングセールへの協賛
という形になると言う。

各年の上場頭数・売却頭数・売却率・平均価格は
※2001年は5月と6月の2回開催
 1997年  41頭、29頭、70%、  913万円
 1998年  66頭、42頭、64%、  614万円
 1999年  73頭、47頭、64%、1,091万円
  ヤマカツスズラン 1,050万円
   阪神3歳牝馬S、クイーンS
   マーメイドS、全日本サラブレッドC
 2000年 103頭、71頭、69%、1,163万円
  テンザンセイザ 2,677万円
   京都新聞杯、京阪杯
 2001年  78頭、50頭、64%、  956万円
        77頭、43頭、56%、  722万円
 2002年 130頭、47頭、36%、  817万円
  ブルーイレヴン 892万円
   東スポ杯2歳S、関屋記念
 2003年  69頭、30頭、43%、1,007万円
  メイショウムネノリ 525万円
   兵庫チャンピオンシップ
 2004年  65頭、42頭、65%、1,216万円
 2005年 110頭、55頭、50%、  858万円
 2006年 111頭、68頭、61%、  751万円
  El Dorado 500万円
   シンガポールゴールドカップ(G1)連覇
 2007年 150頭、66頭、44%、  737万円
  サトノプログレス 2,100万円
   ニュージランドトロフィー
 2008年 116頭、45頭、39%、  680万円
 2009年  53頭、29頭、55%、  669万円
 2010年  66頭、30頭、45%、  689万円

2000年でピークを迎えたものの
2005年から売却価格が下落し
その後3年は上場頭数は確保していたものの
2009年からは上場頭数も半減。

売却価格が下落した事により
生産・育成に費用をかけても回収が悪くなり
2歳トレーニングセールに出すより
1歳秋までに手放してしまう生産者が増えた事。
または赤字となる価格で売るぐらいなら
自分で所有して走らせてしまった方がいいと
考える生産者が増えた事が
上場頭数の半減の原因となっているようだ。

その一方では以前の様な
「最高の道楽」的な馬主さんが減り
投資対回収を重視する馬主さんの率が上がるも
勝ち馬の一極集中化で益々一般の馬主さんが減り
これも売却率減・売却価格減の一因になっている。

ごく至近の生活に例えれば
 町の商店街が
 大手ショッピングセンターの進出で
 町が崩壊していく
図式と同じ。
一度崩壊した町は
いざ大手ショッピングセンターが撤退となった時
生き返る力はない。

何とか
 バランスの取れた世の中
にならないものだろうか?

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本日の写真は
川崎競馬の誘導馬 1月開催 佐々木竹見カップVer その2
2011年01月25日
川崎競馬場 にて撮影。

大きいサイズや他の写真は
川崎競馬の誘導馬2010年01月のアルバム
からダウンロードできます。
http://photozou.jp/photo/list/294117/3451864

佐々木竹見カップVer その2
川崎競馬の誘導馬 1月開催 佐々木竹見カップVer その2

トライアンフトーチくん
川崎競馬の誘導馬 1月開催 佐々木竹見カップVer その2 トーチくん

アロワナリングくん
川崎競馬の誘導馬 1月開催 佐々木竹見カップVer その2 シロくん

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