早々に満口となった一口出資馬の新形態 [競馬全般]
競馬ファンなら一度は馬主になってみたい。
しかし、それなりの財源がないと馬主には…
そんな競馬ファンに
「馬主気分を味合わせてくれる」
のが競走馬の一口出資倶楽部。
もちろんあくまでその倶楽部の
「愛馬会への出資であって
馬主でも何でもない」
のではあるが、
個人的には 馬主「気分」 が楽しめる。
しかしながらその一口出資倶楽部も
・金に物を言わせた勝ち組
・育成など現場の努力で築いた勝ち組
・思うように結果が伴わない倶楽部
がハッキリしてしまい
勝ち組でない倶楽部は
今後の方針を考えなければいけない状態。
これまで一口出資の対象であった中央競馬は
社台関連馬が賞金を独り占めし
昔のように公平なチャンスが巡って来ない。
そんな中、競馬法改正を受けて
シルクホースクラブが
地方競馬へ預託する一口出資馬
を募る…と言うニュースが流れ
しばらく様子を伺っていたのだが
「既に４頭中、３頭が満口！！」
同世代のシルク中央競馬預託予定馬が
６２頭中、満口は４頭のみ
にとどまっているのとは実に対象的である。
地方競馬の賞金を考えると
正直、出資に対する利益期待率は
かなり低いと思うのだが
それでもこれだけ人気が出たのは何故か？
もちろん出資者それぞれ理由があると思うが
大体 次のような理由からだと思う。
１：倶楽部の月会費が安い
中央：３，１５０円
地方：１，０５０円
→手ごろな価格だと感じる。
２：馬本体価格が安い
中央：２９，６００円
（シルク募集馬６２頭平均。但し５００口）
地方：３，５００円～１７，０００円（２００口）
→１と同様手ごろな価格である。
３：維持会費（飼養代など）が安い
中央：３，０００円（２００口の場合）
地方：１，０００円～２，０００円
（所属競馬場により異なる）
→１と同様手ごろな価格である。
４：出走地区が特定される
中央：全国１０競馬場＋地方遠征も
地方：基本的に所属する競馬場のエリア
→一口出資馬の応援へ行くのに
自宅近くの競馬場に所属する馬なら
応援に行く交通費が安い。
５：出走回数
中央：概ね月１回
地方：月１回～月４・５回まで可能
（所属競馬場により異なる）
→出来るだけ多くレースに出て欲しい
と思う気持ちからか？
６：放牧
中央：厩舎馬房数の都合で放牧となる事がある
地方：余程の人気厩舎で無ければ
厩舎馬房数の都合での放牧は無し
→４と同様、レースに出て欲しい願いか？
７：個別競馬場の支援
→応援する個別の地方競馬に対し
競走馬に一口出資する事で
馬資源と言う形の協力・応援ができる。
中央競馬ではこれまでも
「金持ち馬主が 馬主はステータス。
一般人が入り込んでは 価値が下がる」
と口取り参加を拒否してきた過去があるが…
地方競馬ではどうなるだろう。
可能な限りで大きな受け入れをして欲しい。
さて、一口出資馬を受け入れる側の
厩舎での評判はどうだろう？
自分が聞いた
ごく限られた範囲での話
ではあるが、
「非常に好評！！」
との事。
もちろんまだ実際にレースに出走しても居ないし
これから転厩（所属競馬場移籍も含む）など
の多種多様な問題も出てくるだろうが
「是非、うちの競馬場にも！！」
と言う声も出てきているとの事。
今はまだ物珍しさもあり、注目されているが
一気に募集馬が増えて、出資馬が分散
するとどうなるか？も問題となるが
「１つの競馬場エリアに
各一口馬主倶楽部から１～２頭ずつ」
は可能だと思う
そしてそれが実現したら
「一口出資馬 限定レース（ハンデ）」
を行ってみるのも、面白いのではないか？
（他のレースに比べ単勝が異常に売れそうだが…）
現在はシルクホースクラブだけだが
既に他の一口出資倶楽部も
農水省に申請手続き中との事なので
要注目である。
そして地方所属馬に出資した人達が
・中央競馬だけでなく
地方競馬にも関心を持ってくれる
・一口出資馬の出走記念単勝を
保存用目的で買ってくれる
これが地方競馬活性化に繋がれば
この制度は大成功と言えるのだが。。。
今やそこらの小金持ちでは
中央競馬の馬主にすらならない
そんな時代。
これからは
競馬と競走馬を支えるのは競馬ファン
となる時代なのかも知れない。
日本ブログ村に登録してます。
本日の写真は
川崎競馬の誘導馬 ３月 イチゴＶｅｒ。
2009年03月29日
川崎競馬場 にて撮影。
大きいサイズや他の写真は
川崎の誘導馬2009のアルバムからダウンロードできます。
http://pht.so-net.ne.jp/photo/horsephoto/albums/144437
しかし、それなりの財源がないと馬主には…
そんな競馬ファンに
「馬主気分を味合わせてくれる」
のが競走馬の一口出資倶楽部。
もちろんあくまでその倶楽部の
「愛馬会への出資であって
馬主でも何でもない」
のではあるが、
個人的には 馬主「気分」 が楽しめる。
しかしながらその一口出資倶楽部も
・金に物を言わせた勝ち組
・育成など現場の努力で築いた勝ち組
・思うように結果が伴わない倶楽部
がハッキリしてしまい
勝ち組でない倶楽部は
今後の方針を考えなければいけない状態。
これまで一口出資の対象であった中央競馬は
社台関連馬が賞金を独り占めし
昔のように公平なチャンスが巡って来ない。
そんな中、競馬法改正を受けて
シルクホースクラブが
地方競馬へ預託する一口出資馬
を募る…と言うニュースが流れ
しばらく様子を伺っていたのだが
「既に４頭中、３頭が満口！！」
同世代のシルク中央競馬預託予定馬が
６２頭中、満口は４頭のみ
にとどまっているのとは実に対象的である。
地方競馬の賞金を考えると
正直、出資に対する利益期待率は
かなり低いと思うのだが
それでもこれだけ人気が出たのは何故か？
もちろん出資者それぞれ理由があると思うが
大体 次のような理由からだと思う。
１：倶楽部の月会費が安い
中央：３，１５０円
地方：１，０５０円
→手ごろな価格だと感じる。
２：馬本体価格が安い
中央：２９，６００円
（シルク募集馬６２頭平均。但し５００口）
地方：３，５００円～１７，０００円（２００口）
→１と同様手ごろな価格である。
３：維持会費（飼養代など）が安い
中央：３，０００円（２００口の場合）
地方：１，０００円～２，０００円
（所属競馬場により異なる）
→１と同様手ごろな価格である。
４：出走地区が特定される
中央：全国１０競馬場＋地方遠征も
地方：基本的に所属する競馬場のエリア
→一口出資馬の応援へ行くのに
自宅近くの競馬場に所属する馬なら
応援に行く交通費が安い。
５：出走回数
中央：概ね月１回
地方：月１回～月４・５回まで可能
（所属競馬場により異なる）
→出来るだけ多くレースに出て欲しい
と思う気持ちからか？
６：放牧
中央：厩舎馬房数の都合で放牧となる事がある
地方：余程の人気厩舎で無ければ
厩舎馬房数の都合での放牧は無し
→４と同様、レースに出て欲しい願いか？
７：個別競馬場の支援
→応援する個別の地方競馬に対し
競走馬に一口出資する事で
馬資源と言う形の協力・応援ができる。
中央競馬ではこれまでも
「金持ち馬主が 馬主はステータス。
一般人が入り込んでは 価値が下がる」
と口取り参加を拒否してきた過去があるが…
地方競馬ではどうなるだろう。
可能な限りで大きな受け入れをして欲しい。
さて、一口出資馬を受け入れる側の
厩舎での評判はどうだろう？
自分が聞いた
ごく限られた範囲での話
ではあるが、
「非常に好評！！」
との事。
もちろんまだ実際にレースに出走しても居ないし
これから転厩（所属競馬場移籍も含む）など
の多種多様な問題も出てくるだろうが
「是非、うちの競馬場にも！！」
と言う声も出てきているとの事。
今はまだ物珍しさもあり、注目されているが
一気に募集馬が増えて、出資馬が分散
するとどうなるか？も問題となるが
「１つの競馬場エリアに
各一口馬主倶楽部から１～２頭ずつ」
は可能だと思う
そしてそれが実現したら
「一口出資馬 限定レース（ハンデ）」
を行ってみるのも、面白いのではないか？
（他のレースに比べ単勝が異常に売れそうだが…）
現在はシルクホースクラブだけだが
既に他の一口出資倶楽部も
農水省に申請手続き中との事なので
要注目である。
そして地方所属馬に出資した人達が
・中央競馬だけでなく
地方競馬にも関心を持ってくれる
・一口出資馬の出走記念単勝を
保存用目的で買ってくれる
これが地方競馬活性化に繋がれば
この制度は大成功と言えるのだが。。。
今やそこらの小金持ちでは
中央競馬の馬主にすらならない
そんな時代。
これからは
競馬と競走馬を支えるのは競馬ファン
となる時代なのかも知れない。
日本ブログ村に登録してます。
本日の写真は
川崎競馬の誘導馬 ３月 イチゴＶｅｒ。
2009年03月29日
川崎競馬場 にて撮影。
大きいサイズや他の写真は
川崎の誘導馬2009のアルバムからダウンロードできます。
http://pht.so-net.ne.jp/photo/horsephoto/albums/144437
なんと言っても馬主気分が味わえる事でしょうか。
ＲＰＧやＰＯＧのリアル版？
各競馬会にとっても良い材料になってほしいです。
by 太陽の玉子 (2009-04-06 20:54)
・金に物を言わせた勝ち組
・育成など現場の努力で築いた勝ち組
・思うように結果が伴わない倶楽部
現在は
・育成など現場の努力で築いた勝ち組
・努力したところに擦り寄るところ
・思うように結果が伴わない倶楽部
・金に物を言わせたけど失敗した
の４つの気が。
少なくとも「現場の努力なしで金に物を言わせた」クラブは存在しないですね。
by すみのえ (2009-04-06 21:00)
こん○○は、太陽の玉子さん。
楽しみ方は皆さんそれぞれだと思いますが
これが少しでも
競馬ファンの開拓
地方競馬の活性化
に繋がれば…ですね。
個人的には某倶楽部から
川崎所属馬の提供があったら
飛びついてしまいそうですが…（汗）
by ＨｏｒｓｅＰｈｏｔｏ (2009-04-07 17:25)
おばん、すみのえ。
概ね勝ち組は
育成により力を入れている
のは確か。
「現場」の人の努力の結晶だね。
一方、全体的に見れば
その育成以外の所で
馬本体価格、飼料、薬、ｅｔｃ
金を大量にぶっ込む所と
一口あたりの価格を抑えるのに
バランスを取ってる所。
こちらは いろいろだねぇ。
最近聞いたあの話ではないけど
やっぱり 飼料代 をケチっては
いけないのは確かなようだ。
by ＨｏｒｓｅＰｈｏｔｏ (2009-04-07 17:26)
あ～、HorsePhotoさんの誘導馬の写真いつも和みます。
(^.^)b
by あろ (2009-05-08 11:44)
こん○○は、あろさん。
和みを提供してくれているのは
誘導馬と それを演出しているお姉さんで
自分はヘタレな写真を載せてるだけです。
でも、こんな写真でも
喜んでくれる方が居れば
嬉しいですね。
by ＨｏｒｓｅＰｈｏｔｏ (2009-05-08 18:12)