メジロ牧場ラストランは 有終の美を飾ったのか？

メジロ牧場　最後の出走となった

０５／１５（日）新潟４Ｒ
メジロコウミョウ
　　母：メジロルルド
　　母の母：メジロドーベル
　　母の母の父：メジロライアン
　　母の母の父の母：メジロチェイサー
　　母の母の父の母の父：メジロサンマン
　　母の母の母：メジロビューティー
　　母の母の母の母：メジロナガサキ
　　母の母の母の母の母：メジロボサツ
　　母の母の母の母の母の母：メジロクイン（生産：村上浪市）
が見事優勝。

この勝利を新聞記事では
　メジロ牧場有終の美
と取り上げていますが

　本当に　有終の美　なのか？？？

有終の美と言う言葉を調べると
　「物事をやりとおし、最後をりっぱにしあげること。
　　結果がりっぱであること」
と記されている。

メジロ牧場生産馬の勝ち星は
調べられる範囲で（１９７０年生産馬以降、開場は１９６７年）
　１１４０勝（中央９３７勝、地方２０３勝）

確かに立派な数字だ。

しかし物事をやりとおしたのか？を考えた時

やり残した事が１つ

　日本ダービー優勝

北野豊吉氏の
　「天皇賞馬を生産すること」
と言う最大の目標の元
馬を長い間活躍させるため
早い時期から無理に仕上げる事をしない
独自の育成方法ゆえの結果でもあるが、
それも今の時代の競馬には合わなかったとも言える。

いろいろな事　全てを
　時代の流れ
と言う言葉で片付けて良いものか？

これ以上時代の流れが速くなり過ぎると競馬に限らず
今後日本の文化は
時代の流れの中に浮かんでもすぐ消える
　ただの流行
しか生まれないような気もする。

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本日の写真は
メジロライアン。
2007年07月04日
生まれ故郷のメジロ牧場に帰ってきた日に撮影。


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