横断幕は騎手と厩舎の物のみとするって…

競馬場のパドックに張られた横断幕

いろいろな色で描かれたもの
手書きの絵が入ったもの　写真を刷ったもの
愛情たっぷりにハートマーク付きのもの

馬券オヤジさん達と、直接的な売上には
まったく関係の無いものですが
　今やパドックを飾る華やかな物
として
殺風景な競馬場のイメージアップに
役に立っていると個人的には思います。

しかしここに来て横断幕は
　・１年まとめての事前申請方式
　・同一個人、同一法人の申請は１件のみ
　・申請は幕を張れる１９箇所分のみの受付
　・騎手名または厩舎名のみ
とすると
　ホッカイドウ競馬から発表　※ＰＤＦファイル
がありました。

更に
１日のみ申請の横断幕は
当日出走する馬名、騎手名、厩舎名、協賛団体名で
　重賞、ＪＲＡ条件交流、ＯＰ競走に限る
とされています。

つまりは
　・平場のレースに出走する
　　個別の競走馬の横断幕は張れない
　・年間申請の横断幕が張られるので
　　１日のみの横断幕は
　　かなり限られたスペースにしか張れない
　　　↓
　　そのスペースも協賛団体が開門前に張ったら
　　一般ファンが開門ダッシュしても
　　既に横断幕を張るスペースは無い
と言う事になります。

なんでこんな規定が必要なんですかね？

牧場名の横断幕などが宣伝になり得るからでは？
なんて意見も飛びかってますが…

そもそも横断幕を張る目的って何ですか？

個人的には
　・競馬場の開催告知など宣伝広告横断幕
　・協賛団体の宣伝広告横断幕
を除くと
　応援したい対象（馬、騎手、厩舎、ｅｔｃ）に
　頑張ってくださいとエールを送る
と言うのが横断幕を張る目的だと思っています。

全ての関係者がそうではないと思いますが
　横断幕を見て
　　「応援してくれるファンが居るんだ」
　と思うと励みになる
と言う声もあります。

一方、横断幕を張るファンは
仮に売上に大きく貢献していなくとも
重要な固定客です。

今回の規定は本当に必要でしょうか？

本当に１９箇所まで…であるべきでしょうか？

１：パドックのＴＶに映らない側にも
　　横断幕を張って良いようにする。
　　　⇒幅３ｍの横断幕１０枚は張れそうです。

２：横断幕の幅制限を　３ｍまで→２ｍまで　とする。
　　　⇒幅３ｍ×１９箇所＝５７ｍ
　　　　幅２ｍなら２８枚まで張れるようになります。

３：パドックのラチ以外にも張れるようにする。
　　　⇒昔の盛岡ではパドック脇にあった壁（と言う？）にも
　　　　横断幕を張らせてくれましたし
　　　　昔の中央競馬では横断幕希望が殺到した際
　　　　ウィナーズサークルに張られた事もありました。
　　　⇒パドックと厩舎エリアの間のブロック壁でも良いし
　　　　ＴＶに映らないスタンドの本馬場側手すり
　　　　に張っても良いのではないでしょうか？

４：特定の競走馬の横断幕は
　　１つ前のレースのパドックが終わった後
　　出走レースのパドック終了までの間に限り
　　張って良い事にする。
　　　⇒１日中張り放しにするより
　　　　お互いに譲りあって張れば、レース数分張れます。
　　　　但し、決められた通りキッチリ回収に来てくれないと
　　　　問題となる危険性もありますが…

５：この方法は異論も出そうですが
　　サッカーや野球のゲートフラッグのように
　　２～３名で横断幕を手で持つのはどうでしょう？
　　　⇒パドックでは馬が驚きそうなので
　　　　本馬場入場時に本馬場側スタンドの上の方
　　　　でなら有りかも…？？？

６：昔のプロ野球不人気球団ファンのように
　　１人に１文字ずつ割り当てて
　　（例えば白いＴシャツに文字を書いて）
　　横に並んで言葉を作る
　　　⇒もはや横断幕ではないですが
　　　　応援と言う目的は達成できますね？？？

競馬ファンが喜ぶ事をするならともかく
一部の競馬ファンだけとは言え
　マイナスとなる事を
　内部だけで決める
その姿勢で競馬人気を維持できるのでしょうか？

面倒な事は避けたいから
揉め事の起きえない規定を作りました…では
あまりに役所仕事ではないでしょうか？

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本日の写真は
エンプレス杯　【速報版】
2011年03月02日
川崎競馬場　にて撮影。

大きいサイズや他の写真は
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からダウンロードできます。
http://photozou.jp/photo/list/294117/3775962

エンプレス杯　優勝はラヴェリータ


逃げをうったのはブラボーデイジー