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これから2年で日本の競馬が変わる。。。か? [競馬予想]

日本の馬産は現在年間7,000頭前後
これが年間3,000頭前後となってしまっては
当然名馬の出てくる確率も下がり
当然レースのレベルも全体的に下がる。
(って言うか既に下がってきている)

これは当たり前な話。

前者は現在の日本の競馬の姿
後者は地方競馬が全て無くなってしまった場合の姿。

それでも
 「競馬は中央競馬だけあればいい」
とか言い切る人って、お気楽でいいですね。。。

さて
 「これから2年で日本の競馬が変わる…か?」
と言うお話。

この2年で何があるのか?と言えば
既にあちこちで話題に上がっている
 日本中央競馬会(JRA)と地方競馬の馬券相互発売
が2年後を目処にスタートする見込。

どのような形でスタートするのかは
まだ完全な情報は無いですが
売上減に歯止めがかからないJRA・地方競馬が
 「日本の競馬」として1つになる事で
 「競馬ファンを増やし、活性化」
させるのが最大の目的。

ここで2010年に中央競馬で行われた
ダート重賞の売上をまとめてみると

01/24(日)京都競馬 平安S(G3) 13頭立
 単複式   2億4618万円
 連勝式  36億0631万円

01/31(日)東京競馬 根岸S(G3) 16頭立
 単複式   4億5001万円
 連勝式  53億0773万円

02/21(日)東京競馬 フェブラリーS(G1) 15頭立
 単複式   9億6909万円
 連勝式 122億1545万円

03/28(日)中山競馬 マーチS(G3) 16頭立
 単複式   2億0267万円
 連勝式  25億4073万円

04/25(日)阪神競馬 アンタレスS(G3) 15頭立
 単複式   3億4892万円
 連勝式  39億9732万円

05/23(日)京都競馬 東海S(G2) 15頭立
 単複式   1億7112万円
 連勝式  21億0710万円

06/06(日)東京競馬 ユニコーンS(G3) 16頭立
 単複式   3億2859万円
 連勝式  28億1621万円

07/11(日)阪神競馬 プロキオンS(G3) 16頭立
 単複式   3億9348万円
 連勝式  38億0390万円

08/22(日)新潟競馬 レパードS(重賞) 13頭立
 単複式   2億1360万円
 連勝式  23億0361万円

09/20(月)札幌競馬 エルムS(G3) 13頭立
 単複式   1億9921万円
 連勝式  24億3086万円

10/02(土)阪神競馬 シリウスS(G3) 12頭立
 単複式   1億5198万円
 連勝式  16億1084万円

ついでに世間的には給料日前の
裏開催土曜福島の売上もピックアップしてみた。

10/23(土)福島競馬 1R2歳未勝利 13頭立
 単複式     2042万円
 連勝式   1億2511万円

10/23(土)福島競馬 11R会津特別1000万下 12頭立
 単複式     5305万円
 連勝式   5億0963万円

10/23(土)福島競馬 12R蔵王特別 16頭立
 単複式     4472万円
 連勝式   3億1680万円

ざっと見て分かる事は
 ・エルムS 1レースだけで
  JBC2レースの売上を超えている。
 ・裏開催福島1Rだけで
  南関東を除く地方競馬の1日の売上といい勝負。
 ・裏開催福島メインRだけで
  南関東競馬の1日の売上といい勝負。

エルムSとJBC どっちがG1でしたっけ?
エルムSとJBC どっちがレースとして面白そうでしたっけ?

ようは
 普段中央競馬しか見ていない人は
  ・中央競馬と名前がつけば中身はどうでもいいから買う
  ・しかし地方競馬はわざわざ買いに出かけない
  ・地方競馬の投票会員になろうと言う人が少ない
って事ですかね。

そんな人達も相互発売となれば
 「わざわざ」
の障害がなくなるので
あとは裏開催福島メインRぐらいで良いから
地方競馬の馬券を買わせたいですね。

やはり
 中央競馬開催日に
  中央交流重賞を売る
  合わせて中央交流競走も実施
を行うしかないでしょうか。
特に後者は1日12レースを組めないでいる競馬場なら
余ったレース分を完全な馬場貸しとして
 「中央競馬のレース」
を行っても良いと思います。
中央競馬も除外ラッシュでレースに出られない馬が居り
レースが増やせれば言う事なしですしね。

また一方では
中央競馬開催日に中央交流を行うならば
当然、騎手もそれ相応の数が必要になってきます。
 中央は若手にも乗り鞍が回りチャンスが…
 地方は地元騎手に騎乗依頼が…
のメリットもありそうです。

地方競馬の競馬場で中央競馬を発売すると
地元の競馬を買って貰えなくなるとの心配もありますが
(例:現在の岩手競馬)
中央も買う地方競馬ファンは
現在も既に買っているので大きな影響はないでしょう。

逆に
 地方競馬の1日の売上分ぐらい
 交流重賞併売1つで稼げる
のではないでしょうか?
と言うか稼いで貰わないと
日本全国 あと1億で存廃議論となっている競馬場の
行く先が見えなくなってしまいます。

あ、重要な事が1つ抜けてましたね。
相互発売の販売手数料
どちらの馬券を売っても 【6%】 辺りが妥当でしょう。
まさかJRAの馬券を売っても1%しかよこさないとか
言わないでしょうねぇ???

手数料と言えば、地方競馬のネット投票。
現状12.5%とも言われる手数料
こちらもいい加減下げないといけない時期じゃないですかね?
これからどうなるか、変な意味で興味があります。

うまくまとまってませんが
どのような形でスタートするにしても
 日本の競馬を衰退させない
良い方法で行って欲しいものです。

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本日の写真は
川崎競馬の誘導馬 9月開催後半 ほおずきVer。
2010年09月27日
川崎競馬場 にて撮影。

大きいサイズや他の写真は
川崎競馬の誘導馬 9月開催分のアルバム
からダウンロードできます。
http://photozou.jp/photo/list/294117/2478798

重賞レースの後、最終レースでは
ちょっと派手目なほおずきVerとなりました。
ユーコースプリングくん
川崎競馬の誘導馬 9月後半開催 ほおずき最終RVer 1
川崎競馬の誘導馬 9月後半開催 ほおずき最終RVer 2
川崎競馬の誘導馬 9月後半開催 ほおずき最終RVer 3

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