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引退した騎手、戻ってきた騎手 [競馬全般]

先週引退セレモニーを行った騎手が2名居る。

1人は言わずと知れた南関東の名手:桑島孝春騎手。
騎乗レース数は40,000
勝利数は4700を超える。

その名を全国区にしたのは1985年ジャパンカップ。
当時はまだキチガイの様な高速芝でなく
外国からも 故障を恐れる事なしに強豪が来日していた。
そんな中で皇帝シンボリルドルフに迫る2着に
地方の雄が食い込んだのだから盛り上がらないわけがない。

その水車ムチで栄光のゴールに導かれた
チヤンピオンスター、プレザント、ホクトライデン…

人それぞれの思い出が
人それぞれの馬に騎手にレースに積もっていく。
それが競馬の素晴らしさ。

2007年の07月 川崎競馬の誘導馬に飾られた
桑島孝春騎手の願い事が書かれていた短冊には
 「60歳まで乗りたい」
と書かれていたのですが。。。

結果的に最後の重賞勝ちとなった
2008年11月ロジータ記念:シスターエレキング
を現地観戦できたのは良かったです。

残り5月一杯、どれだけ南関東で騎乗されるか
分かりませんが、またその騎乗を見られれば…

またその同日には、名古屋競馬場で
加藤誓二騎手の引退セレモニーが行われた。
現役期間9年 通算成績 3,972戦264勝。

騎手としての成績は一流とは言えずとも
調教師から厚い信頼を受けて調教を任されていたのは
加藤誓二騎手の真面目な性格が評価されての事でしょう。

中央競馬の騎手が1日に調教をつける頭数は
 4頭~6頭
と語られていますが
地方競馬の騎手は
 2時過ぎから9時、10時まで
 20頭以上は普通
 もちろんその後にはレースにも騎乗
なのですから驚きです。

病に伏す家族のため、志半ばにして
競馬の世界を去ってしまうのは残念ですが
真面目な加藤誓二騎手なら
新たな人生でも大丈夫でしょう。

そして今日、5/10(月)高知競馬場では
 第一回 福永洋一記念
が行われ、表彰式には
 福永洋一元騎手
が31年ぶりにファンの前に姿を見せてくれました。

全盛期を知る競馬ファンがどう感じたか
それぞれ意見はあるとは思いますが
引退した騎手にまた会えるのは
個人的には良い企画だと思います。

もちろん本人の承諾などが必要でしょうけど
全国の競馬場でも
 懐かしのあの騎手
企画が行われるといいなぁと思います。

競馬から離れてしまったファンを
再び競馬場に呼ぶきっかけになるかも知れませんし。

そんな自分も とある企画で 2年ぶりに???(汗)

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本日の写真は
シアンモア記念

2010年05月09日
水沢競馬場にて撮影。

大きいサイズや他の写真は
シアンモア記念のアルバム(順次UP予定)
からダウンロードできます。
http://photozou.jp/photo/list/294117/1469311

シアンモア記念
逃げを打ったのはキングスゾーン
シアンモア記念 逃げを打ったのはキングスゾーン

優勝はキングスゾーン
2着はマルヨフェニックス
シアンモア記念 優勝はキングスゾーン

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