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世代別牝馬重賞シリーズ GRANDAME-JAPAN [競馬全般]

JRAが牝馬血統登録買取制度を無くしてから
牝馬が売れなくて生産者(一部大手を除く)は大打撃。
単純確率でも仔馬が生まれれば 2分の1は牝馬。
しかしその牝馬は売れないと分かっているのだから
 出生条件で種付料を支払う種牡馬の仔だったら
 生まれなかった事(その場で×××)
 にしてしまう
という生産者もあると言う。
当然、競走馬になれる牝馬が少なければ
引退後に繁殖牝馬に上がってくる牝馬も減る。
より多くの繁殖牝馬候補が居れば
より良い血統を残すためにどの馬を残すか?
の選択の余地があるが
その分母が小さくなればなるほど
その選択の幅も小さくなると言うもの。

今回、牝馬にもっと注目して貰おうと
新規に用意されたのが
 世代別牝馬重賞シリーズ
 GRANDAME-JAPAN
 詳細はこちら (PDFファイル)

全国各地で実施される牝馬重賞競走を世代別に体系づけ
ポイント上位馬にボーナス賞金を授与するもの。
地方競馬の優れた牝馬の活躍の舞台を広げるとともに
交流を促進して魅力ある牝馬競走の実施を目指すとの事。

合言葉は 「ロジータふたたび。」

まだ新規に立ち上がったばかりで
問題点は多々あるが
これで少しでも
 馬券が売れれば…
そして
 牝馬が売れれば…
と思う。

このシリーズ実施のために
 地方全国交流競走となったレース
が何レースかある。
特に南関東の重賞レースが
全国に開放された事は素晴らしい。

個人的には
 南関東の重賞は全て地方全国交流で良い
と思う。

一方、ざっと見て 気づく問題点には

 ・南関東限定レースが指定レースに含まれている

   →指定レースは全て地方全国交流にすべき。

 ・それぞれの交流レースについて
  他地区所属馬の出走枠と選定基準が明確でない。

   →既に終わった指定レース優勝馬には
     その後のレースへの優先出走権を与えるべき。

 ・中央所属馬は「2走以上」の条件をクリアできないので
  見た目は表彰対象外になるが裏技が残っている。
  シリーズ途中での転入・転厩・馬主変更などについて
  条件(対象とする・しない・etc)が分からない。

   →ルールを明確にすべき。

 ・現存する地方交流(除く中央交流)の牝馬重賞で
  シリーズに加えられていないレースがある。
   ●地方全国交流
    北海道:フロイラインカップ 3歳牝馬
    北海道:リリーカップ 2歳牝馬
    北海道:フローラルカップ 2歳牝馬
    岩手 :ひまわり賞 3歳牝馬

   ●地区交流
    笠松 :クイーンカップ 3歳牝馬
    名古屋:東海クイーンカップ 3歳牝馬
    兵庫 :兵庫クイーンカップ 3歳以上牝馬
    兵庫 :園田クイーンセレクション 3歳牝馬 (J桜)
    福山 :3歳牝馬特別 3歳牝馬
    福山 :福山牝馬特別 4歳以上牝馬 (Jヴ)
    福山 :若草賞 3歳牝馬 (Jオ)
    佐賀 :花吹雪賞 3歳牝馬 (J桜)

   →日程・シリーズ期間(後期とかでも良い)を調整して
     是非加えるべき。

 ・北陸、東海、近畿、中四国が同一地区扱い

   →確かにブロック競走が頻繁に行われているが
     距離的に輸送費など相当かかると思われ
     同一地区扱いとするのはいかがなものか?

まぁ問題点については、まず1年やってみて
次年度に直すべき所は直せば良い話。

これ以外で気になる点としては
 NARとしてシリーズ化して行うのだから
 もちろん指定レースは
 「全て 全国の競馬場で発売」
となると思っているんですが
どうなんでしょうね?

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本日の写真は
梅見月杯
ヒシウォーシイ、ウイニングウインド、ヒストリー
2010年02月19日
名古屋競馬場にて撮影。

大きいサイズや他の写真は
梅見月杯のアルバム(順次UP中)
からダウンロードできます。
http://photozou.jp/photo/list/294117/1132855

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