ＪＲＡ ５重勝馬券導入は成功するか？

ＪＲＡが２０１１年度から
５重勝馬券を導入すると発表した。
果たして成功するのか？　失敗するのか？

その前に
　「馬券発売のシステム構築に入るとしている」
と言う報道から
　【これから作るんかいっ！】
本来であれば
　オッズパークが今年１０月から発売
するはずであったが
システムに大きな欠点があり未だ発売できず。

競馬ファンから見れば
　なんで日本の競馬として
　同じシステムをあちこちで何個も作るのか？
である。

オッズパークでも　ＪＲＡでも　良いが
１つ５重勝馬券発売のシステムを作ったら
それを
　【日本の競馬界で共有】
すれば良いではないか。

時間と開発費用の無駄にしか見えないし
購入する側の立場から見ても
多種多様な購入手順が存在していては
混乱するのではないか？

もちろんオッズパークもＪＲＡも違う組織で
それぞれが　それぞれの利益を求めているため
完全否定はできないが
お互いが　お互いの客を取り合っていては
競馬界の中での潰し合いとなり
日本の競馬の発展とはならない。

逆に
　ＪＲＡが開発した５重勝馬券発売のシステムを
　地方競馬にも提供し
　（オッズパークだけでなく）
　楽天競馬・ＳＰＡＴ４・各地の競馬場の窓口
　でも発売出来るようにする
と言うならＪＲＡを誉めてやる。

さてここからが本題。

ＪＲＡの５重勝馬券は成功するか？失敗するか？

ちなみに現行の法令では
　・払戻金の最高限度額は１００円につき２億円
　・的中者がない場合等については
　　次回の５重勝単勝式の払戻金総額への加算金とする
　　（キャリーオーバー）
　・１日に１回だけの発売
これだけ見れば
　毎週　“週末だけ”　２億円の夢
が見れそうな雰囲気だが
報道では
　「まずはパソコン、携帯電話等を利用した
　　インターネット投票に限定して発売する予定」
との事。

であれば、大きな売上増は期待できない。
日頃から馬券を買っている中央競馬ファンが
他の馬券を買っている金の一部を
５重勝馬券に回るだけにしかならない。

指定銀行の口座を持っていなくても
　ネット上から　即会員登録→即購入
や
　店頭で気軽に購入
ができない限り、大幅な売上増にはならないし
新たなファンの獲得には繋がらない。
手軽に買いたい人は
　テラ銭がバカ高く、期待値は低くても
　ロト６やサッカーくじのｔｏｔｏＢＩＧ
を買うだろう。

ちなみにオッズパークも同じだが
こちらの場合は、他の競馬場を買っている金額が
ばんえい競馬に回るなどの違った意味での効果
は見込める。

またＪＲＡが国営競馬時代　１９５１年～１９６１年に
３重勝馬券を売っていたが
当時の世相もあり
売上は全馬券の１％にも満たなかった。

５重勝馬券を成功させるためには
　１：ネット会員限定とせず
　　　　【競馬場窓口・コンビニでも買える】
　　　ようにする。
　２：指定銀行に限らず
　　　　【ｔｏｔｏ同様、クレジットカード対応可能】
　　　とする。
　３：地方競馬と連携し
　　　　【競馬の５重勝馬券なら　“毎日”　２億円のチャンス】
　　　とｔｏｔｏやサッカーくじを超えるものとして
　　　宣伝する。
　４：ｔｏｔｏＢＩＧは当たりそうもない数字
　　　と感じる事は無いが
　　　競馬の場合は９９．９％来そうも無い馬
　　　も存在するので
　　　　【自動ピックアップ形式と
　　　　　自分で選べる形式の両方】
　　　を用意する。
　５：馬券の売上の一部は
　　　　・国庫納付金、公営企業金融公庫
　　　　・畜産振興事業
　　　　・社会福祉事業
　　　に使われて、おおいに役立っている事
　　　をもっと前面に出して
　　　パチンコには何も言わないくせに
　　　競馬には目くじらを立てる人にも
　　　理解を求める様アピールを行う。
が必要か？

とは言え、
　日教組が強力バックアップし
　三国人への友愛で固まっている
　ブレブレな現与党
のままでは、それもままならんか。。。

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本日の写真は
東海菊花賞　【速報版】
2009年11月18日
名古屋競馬場　にて撮影。

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東海菊花賞　優勝はヒシウォーシイ