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競馬場の活性化を考える 検討会が行われてます [競馬全般]

長引く不景気や、
違法な換金が当たり前となっている朝鮮玉入れ
などの影響でどこの競馬場も
売上の現状維持に四苦八苦している状態。

そんな中
 どうすれば売上を向上できるか?
を考える検討会が行われている。

●笠松競馬●

 笠松競馬向上協議会
 8/7厩務員会館にて発足総会

 構成
  関係者約総勢200人
   調教師・騎手でつくる県調騎会
   県馬主会
   獣医
   マスコミなど

 進行手順
  年数回の役員会
  年1回の定期総会
  外部の学識経験者らと意見を交わしながら
  主催者の県地方競馬組合へ活性化策を提案。

●荒尾競馬●

 荒尾競馬あり方検討会
 5/28荒尾競馬場4階会議室~

 ※別途、荒尾競馬組合事務局と馬主、厩舎、騎手等
  で構成する活性化委員会のを立上げ有り。

 構成
  競馬非関係者が半数以上を占める7名
   学識経験者
    熊本学園大学経済学部教授
    立石公認会計士事務所代表
   経済団体
    荒尾商工会議所会頭
   市民代表
    第一製網株式会社代表取締役会長
   行政
    熊本県農林水産部畜産課長
    荒尾市企画管理部長
   競馬関係団体
    地方競馬全国協会公正部長
  ここに   
   荒尾市市役所員 4名
   荒尾競馬組合事務局 3名
   オブザーバー熊本県農林水産部畜産 1名

 進行手順
  マクロ的、大局的に問題点等を洗い出し、
  荒尾競馬の基本的な方向性、あるいは
  施策を出すという役割を担う(が名目)

  第1回
   競馬制度の概況について
   荒尾競馬の概要について
   これまでの経営健全化の取組状況について
   荒尾競馬の現状や課題についての意見交換
  第2回
   第1回会議録の確認について
   前回指摘事項に対する説明
   競馬経営健全化案についての説明
   今後の活性化策や経費削減策等の方向性
    についての意見交換

真っ先に気付く事は

 「競馬ファンの生の声は聞かないのか?」

次に気付く事は

 「学識経験者とかに 何が分かってるってんだ?」

特に後者:荒尾競馬あり方検討会のパターンは
過去に見た 忌まわしい光景

 廃止前提に 形だけの話し合いをして

 競馬非関係者が 批判だけ繰り返して

 はい さようなら…

 「うちらは能無しですよ」と 【恥】 を世間に晒した

 中津、足利、高崎、宇都宮、かみのやま、新潟、三条、益田

と同じ。

議事録も読んではみたが

 「どうやって廃止しましょうか?」

的な意見が多数。

それ以前に

 【誰がどの意見を言ったか 分かりゃしない】

 【意見言った輩の 名前 晒せや】

競馬を1つの企業と考えて
儲からなければ潰せば良い…
と考えているのは
 学識経験者と 経済団体
の損得勘定しかしない輩だろうが…

目の前に転がっている数字しか見えないのだから頭が悪い。

少しはばんえい競馬の例も見習え。

そして議事録の中に気になる意見が

 ・中央競馬、地方競馬については、
  制度的に垣根が設けられており、こういった
    【二重構造】
  の中では、本来ならば規制緩和が必要だと思うが、
  それが難しい状況である。
  このような制約された状況の中で、
  考えていかなければならないとなれば、
  必然的に選択肢が狭まり、
  非常に困難な問題にならざるを得ない。

確信はここなんですよねぇ。。。

JRAが平成20年度に
 競馬振興事業費 51億7600万円
 畜産振興事業費 44億6500万円
    合  計   96億4100万円
を出していると言いますが
 地方競馬が潰れれば
 競走馬の生産も縮小の一途を辿る
中で、何が畜産振興なのか?と。

平成20年度の国庫納付金(農水省へのあがり)は
 2750億2000万円

仮にJRAとNARが本来の
 1つの競馬団体
にまとまれば
 たった3億やそこらの赤字は屁でもなく
 競馬場を廃止したり、競走馬生産を縮小する事なく
 強い競走馬作りが実現できる
わけです。

国の横暴で 地方財政が振り回されるのは
 政治においても
 一般経済においても
 競馬においても
迷惑極まりない話で
いい加減 まともな政策・改善を行って欲しいものです。

★★以下、荒尾競馬あり方検討会から
★★廃止前提と思わしき、愚かな意見をピックアップ

 第1回開催より

  ・投資、財源に限界がある中で、
   今回の存続を含めた検討となると
   建物が維持できるまでの存続にしかならないため、
   後何年ですかという話になる。

  ・中津競馬場など、廃止した他の競馬場が
   どの時点で判断したのか、それを知ることは
   重要なことであるため、それらの成績表を
   資料として示してほしい。

  ・存続が前提ということであれば、
   どこかの時期で投資をする必要が出てくるが、
   仮に投資ができない状況であれば、
   大英断を下さなければならないことも
   当然考えなければならないのではないか。

  ・平成21年度においては、
   黒字にしなければ危ないといった危機感があり、
   是非黒字化しなければならない。
   そうしなければ、荒尾競馬は終わるのではないか。

 第2回開催より

  ・平成15年に「荒尾競馬経営問題検討委員会」が
   発足して提言をされた。
   そして、平成18年度にも「荒尾競馬あり方懇談会」が
   発足して、その会の意志に沿って、これまで、
   改革、改善策を講じてきたと思うので、
   今この場で、改革、改善の議論をしても、
   それ以上の新たな策は出ないと思う。

  ・事業継続は厳しい。
   私が経営者であれば、事業を止める。

  ・地域社会への貢献など、
   様々な理由はあるとは思うが、
   要するに収益事業としての視点で考えた場合は、
   やはり事業を止めたほうが良いとの印象を受けた。

  ・荒尾市への貢献といった評価も
   当然しなければならないと思うが、
   過去に起こった貢献は過去のものであり、
   それは競馬事業としては、
   収益が黒字になったということで、
   財産にはなっていないと思う。

  ・例えば、来年、競馬事業を止めるといっても、
   すぐに実行できるものではないと思われるため、
   止めるならば撤収の方法を考え、
   何年がかりで止めるのか、そういったことも
   検討する必要があると思う。

  ・来年か、再来年に止めるといっても、
   現実的には難しいと考えられるため、
   3年から5年は整理期間が必要と思うが、
   その間さらに赤字が膨らむようなことになる、
   そして、止めるための経費が発生する。
   ある意味では今決断をしないと3年、5年後に、
   そういった事態になるならば、
   大変なことになるのではないか。

  ・競馬場に関わっている人がたくさんいることは
   分かっているため、言うのも大変辛いが、
   将来の展望が開けないのであれば、
   先々のことを考えれば、止める決断をするべきだと思う。

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本日の写真は
黒潮盃
アンビシャスガイ、ライトレジーナ、ホッコーマサル
2009年08月12日
大井競馬場 にて撮影。

大きいサイズや他の写真は
黒潮盃のアルバム(順次UP予定)
からダウンロードできます。
http://pht.so-net.ne.jp/photo/horsephoto/albums/164063

アンビシャスガイ
アンビシャスガイ

ライトレジーナ
ライトレジーナ

ホッコーマサル
ホッコーマサル

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