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騎手免許試験が変わったと言いますが… [競馬全般]

JRAから騎手免許試験が変わった
との案内がありましたが

地方競馬所属騎手のJRA受験において

1:1次試験免除の条件

  5年間に 年間20勝以上が2回以上
   ↓
  「3年間に」に変更

2:1次試験免除の範囲

  1次試験全て免除
   ↓
  1次試験のうち「騎乗技術試験」のみ免除
  +技術に関する口頭試験を追加。

3:学力に関する口頭試験

  大学生でも、現役騎手でも、競馬ファンでも
  分からないかも知れない
  「騎手として必要な基本項目(含む馬学・衛生学)」
  「一般常識」
  と銘打った難クセ問題
   ↓
  競馬関係法規
  中央競馬の騎手として必要な競馬に関する知識
  (※地方競馬と中央競馬の違いなど)
  及び一般常識

に変えたとの事。

表向きの言い分は
 「年間に10~20人の地方騎手受験者がいる
  現状に制度を近づけた」
らしいですが

ハッキリ言えよ

これ以上 地方出身騎手に荒らされたくないから

狭き門をほぼ100%閉める事にしました…と(怒)

身内の騎手の保身に走って、それで

 「身内の騎手が上手くなるんか?」

 「世界に通じる騎手が育つのか?」

地方騎手を試験で落とすために用意した問題

是非、競馬学校内で事前に教えたりしないで

何の予告も無しに現役の身内騎手や競馬学校卒業生

に出してみろ。まず答えられないと思うぞ…

国際パートI国を名乗っているクセに

やってる事は政治家以上に汚い。。。

免許と言えば

外国人騎手には短期免許を出しておいて

同じ日本国内の騎手には短期免許を出そうとしない。

全てが不公平。

身内の保身に走っているうちは何年経とうが

 【競馬先進国から笑い者のまま】

だと思うがね。

自分の言ってる事が「間違っている」と言うなら
2010年2/10(水)に結果で見せてみやがれ。

ちなみに保身対象となりそうな
 ・デビューから3年目以上。
 ・平均で1年5勝以下。
 ・障害競走実績でも平均で1年1勝以下。
に当てはまる騎手を列記してみると

池崎祐介   2年半  5勝
草野太郎   2年半  7勝
大下 智   2年半 10勝
佐藤聖也   4年半 18勝
高野和馬   5年半  7勝(うち障害4勝)
水出大介   5年半 16勝(うち障害3勝)
鈴木慶太   6年半  7勝(うち障害2勝)
加藤士津八  6年半 20勝
南田雅昭   6年半 26勝
高井彰大   6年半 29勝(うち障害5勝)
柄崎将寿   8年半 33勝
西原玲奈   9年半 17勝
畑端省吾   9年半 39勝
宇田登志夫 10年半 38勝
高橋智大  10年半 46勝
荻野 要  11年半 45勝
仲田雅興  12年半 28勝(うち障害6勝)
増沢由貴子 13年半 34勝
矢原洋一  14年半 18勝(うち障害5勝)

条件に当てはまった騎手は19名。
※成績は8/7現在、JRAのみの成績。

あくまで数字上だけの選別で
 その騎手の本当の腕前
と連動しているとは限らないのだが…

★★参考 コネ強力2世騎手★★

 郷原洋司
   18年半 279勝
 南井大志
    7年半 34勝(うち障害9勝)

JRAは、これら19名の騎手達
それに続く若手騎手を
育てる気あるのか?
そして育てられるのか?

厩舎馬房数がメリット制で影響される時代
若手騎手を育てようと使い続ける調教師も減り
一方で上手い騎手は1日全12レースに騎乗。

この状況では到底
育てるのは無理だと思うが?

以前、当ブログの中で
 フランスと日本の競馬学校比較
をしたが
本当に世界に通じる騎手を輩出したければ

 「いい加減、騎手免許を与える際に
  コネや偏見を加えるのではなく
  正等な“篩い”にかけて選別するようにしろ」

【個人的に考える1つの案】

1:競馬学校は日本国内で1つにして
  入学の門は広めに設定。
  卒業時、騎手としての能力を正しく検定。
  一定の基準を満たせなかった場合は
  騎手の道を諦めて頂く。
  ※フランス方式
    ↓
  競馬学校を1つにまとめる事によって
  浮く金が生じるはず。
  その金でマンツーマン指導体制も整備可能?

2:無事基準を満たした騎手は卒業後
  まず最初は南関東以外の地方競馬所属
  とする。
  ※現状の賞金格差上、仕方無いかと。
   他の地方競馬場の皆様には
   誠に申し訳ありません…です。

3:配属された地方競馬で
  一定の基準を満たしたら
  南関東またはJRAへFAが可能とする。
  獲得しようとする側は
  人的保証金を元の所属競馬場へ支払う。

4:同一騎手の
  1日の騎乗数は8レースまでとする。
    ↓
  地方競馬では当たり前だが
  その騎手がどの騎乗馬を選び、
  どの馬を今回見送ったか?で
  また1つ予想のファクターが増えて面白い。

いや、もちろん
 日本の騎手免許は 中央とか地方とかでなく
  1つ
 にまとめる
 競馬の構造も
  1つ
 にまとめる
のが理想ですが。

売上が年々落ち込んでいくJRA
限りある 馬資源、騎手資源
有効に利用できるものは利用していかないと
売上増など夢のまた夢だと
いつになったら気付くのか?

でも、JRAの一部馬鹿役人の頭が

 【化石化してる】

ようなのでまず無理な話だろう。

その馬鹿役人はクビを切れば良いが

一番の迷惑を被っているのは

アテにならない騎手に
 上に乗られた競走馬であり

アテにならない騎手を
 使わざるを得ない馬主であり

アテにならない騎手で
 馬券を買わざるを得ない競馬ファンである。

それが国際パートI国の国営競馬ではねぇ。。。

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第2回ジョッキーマスターズの1コマ
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