SSブログ

ジャパンダートダービーを10倍楽しくする方法 [競馬全般]

南関東所属馬は殆ど回避し、たったの2頭。
全国のダービー馬も 3頭しか出走せず。

更にレースの内容も
 中央競馬で繰り返されているような
 瞬発力の上がり勝負
  東京ダービー
   上がり3ハロン:39秒3
  ジャパンダートダービー
   上がり3ハロン:37秒3
と正に
 「あぁそうですか よかったでちゅね」
というもの。

競馬はスポーツと言う意見もありますが
 馬券が売れて成り立っている
  【興行】
です。

こんな内容では
 客を引きつける魅力など
かけらもありません。
レースを続ける意味がありません。

今日観戦して
 「素晴らしいレースだった」
と言っている人は
 レースの中身を見ていない
のでしょうね。

そんな
 「めでたい人」
は置いておいて
どうしたらこのレースを面白くできるでしょうか?

1:全国の競馬ファンが楽しめるようにする

 高校野球はなぜアマチュア野球なのに
 全国で人気があるのでしょうか?
 それは全国47都道府県から
 その地区の代表が漏れなく出場するからです。

 オリンピックでも
 日本人が出場する種目は皆注目を浴びるのに
 日本人が出場しない種目は結果のお知らせ
 だけです。
 これは日本人の特色です。

 ならば全国の競馬場から 漏れなく
 地区代表に出走して貰う事が効果的です。

2:全馬にチャンスがあるレースにする

 全国の競馬場から代表が出場しても
 残念ながら 現状能力差が大きいのは事実です。

 競走馬は
  「競走馬として能力が高いと思われている馬が
   賞金の高い競馬場に配された」
 と
  「馬を購入した人がそこの競馬場の馬主だった」
 だけで所属が決まります。
 なので
  レース賞金が高い競馬場=所属馬も強い
 とは限りませんが。

 ジャパンダートダービーは
 国際G1ではなく jpn1です。
 別にハンデ戦でも構わないのです。

 出走全馬にチャンスのある
  ハンデ戦
 に変更すれば
 回避馬なども減り
 馬券を予想する競馬ファンにとっても
 とてもワクワクするようなレースになるでしょう。

3:ステップ競走を整備する

 ハンデ戦を行うには、そのベースとなる
 能力の比較材料が重要になってきます。
 しかしながら現状は
 全国各地のダービーから
 ジャパンダートダービーへ直行。
 中央競馬所属馬は
 トライアルレースの位置づけとなるものはなく
 能力の有無に関わらず、賞金順で時々
  ダート経験すら無い場違いな馬
 が出走してきます。
 これでは予想する競馬ファンも困ります。

 ステップ競走を設けましょう。

 ●東日本地区

  ジャパンダートダービーと
  翌月に行われる地方交流:黒潮盃
  の実施時期を入れ替える。
  これにより
  地方競馬内での能力比較が出来ます。

  しかしながら西日本から2回連続で
  関東まで遠征するのは負担になります。
  そこで…

 ●西日本地区

  西日本グランプリと言う重賞がありますが
  3歳でも同じようなレースを行い
   西日本ダービー
  として、黒潮盃と同時期に実施する。

 ●中央競馬

  黒潮盃・西日本ダービーと同じ時期に
  ジャパンダートダービー出走権利をかけて
  ユニコーンSを行う。
  地方所属馬が中央のG1競走に出走するには
  地区選定競走を勝って、G1のトライアルで2着以内
  と篩いにかけられるのですから
  中央所属馬も同じように篩いにかかってて貰いましょう。
  これでダート未経験馬が
  ジャパンダートダービーに出走する事はなくなります。

4:出走順位

 ステップ競走の上位何頭に出走権利とすると
 必ずしも全国の競馬場から
  「漏れなく代表馬が出走」
 にはなりません。

 ●西日本地区

 各所属競馬場毎でステップ競走最先着馬
 (但し、1着馬とのタイム差 2秒以内に限る)
 に優先出走権を与える。
 出走回避が出た場合は
 回避馬の所属競馬場から西日本ダービーに出走し
 2番目の成績を残した馬に出走権利を与える。
 該当馬が居ない場合はステップ競走全体の
 2着馬以降から所属地区に関係なく繰り上げる。
   ↓
 西日本地区からは 枠8頭。

 ●東日本地区

 黒潮盃からも同様。
 但し南関東所属馬は上位3頭とする。
 更に西日本地区から参戦した馬が居た場合で
 3着以内の成績を収めた場合、出走権利を与える。
   ↓
 東日本地区からは 枠5頭または6頭。

 ●中央競馬

 ユニコーンSの関東・関西それぞれの
 最先着馬に出走権利を与える。
 繰り上がりについては地方と同様。
   ↓
 中央競馬からは 枠2頭 

 ●フルゲート割れの場合

 開催地元の南関東所属馬で
 ステップ競走に出走した馬の成績上位から
 順に枠を埋める。

5:ハンデを決める

 さて、ハンデを決めなければいけないのですが
 ハンデを決める委員が
  中央競馬にへつらったハンデ
 を振っては、面白くありません。

 競馬ファンが客観的に納得できるハンデ。
 それは
  「ステップ競走のタイム差ハンデ」
    +
  「前年優勝馬輩出地区 +1キロ」
    +
  「牝馬2キロ減」

 ●黒潮盃出走馬

  1着馬を57キロとし
  同レースで1着馬から0.4秒差毎に1キロ減。
  但し、斤量減の最大値は5キロまで。
  例:2秒遅れて入線した馬なら5キロ減の52キロ。
  ※前年優勝馬を輩出した地区の場合、全馬+1キロ。

 ●西日本ダービー出走馬

  1着馬を55キロとし
  同レースで1着馬から0.4秒差毎に1キロ減。
  但し、斤量減の最大値は5キロまで。
  例:2秒遅れて入線した馬なら5キロ減の50キロ。
  ※前年優勝馬を輩出した地区の場合、全馬+1キロ。

 ●ユニコーンS出走馬

  定量:57キロ。
  ※前年優勝馬を輩出した地区の場合、全馬+1キロ。

最重量で58キロ 対 最軽量で48キロ。

これはとてつもなく面白そうです。

ちなみに
 全国各地から 「漏れなく」 代表馬を出走
させる事には
 全国の競馬場で3歳馬を充実させる効果
もあります。
3歳馬の需要が増えれば、馬産も盛んになり
その分、優秀な馬が生まれる確率が上がります。

6:更なる3歳頂点への道を整備

 現在のダービーWEEKでは
  北海道:北海優駿
  岩 手:岩手ダービーダイヤモンドC
  南関東:東京ダービー
  東 海:東海ダービー
  兵 庫:兵庫ダービー
  九 州:九州ダービー栄城賞
 の6レースですが
 個人的には
  東海ダービーに福山が含まれる
  九州ダービーに高知が含まれる
 点に違和感を感じます。
 福山競馬・高知競馬が現在
 連携を強めようとしていますので
  福山ダービー・高知ダービーから伸びる
  瀬戸内ダービー(仮称)
 を行ってはどうでしょう?
 もちろん現状のダービー実施時期を
 早める必要がありますが…

7:まとめ

 ジャパンダートダービーへの道を段階表示すると

 ジャパンダートダービー
   黒潮盃
     北海優駿
     北斗盃
    岩手ダービーダイヤモンドC
      阿久利黒賞
    東京ダービー
      羽田盃
    ※各地からの参戦馬
  西日本ダービー
    東海ダービー
      駿蹄賞
    兵庫ダービー
      菊水賞
    瀬戸内ダービー
      福山ダービー
      高知ダービー
    九州ダービー
      荒尾ダービー
  ユニコーンS
    伏竜S
    昇竜S
    端午S
    日本ダービー(芝ダービー)
    NHKマイルC
    etc

 正に3歳の頂点に相応しいレース。

 しかも開催時期は夏? お盆?

是非ともスポーツ紙の1面に据えて頂き
 全国に 「競馬」 をアピール
できる様になって欲しいものです。

日本ブログ村に登録してます。
にほんブログ村 競馬ブログ 競馬写真へにほんブログ村 競馬ブログ 地方競馬・ばんえいへ

本日の写真は
ジャパンダートダービー 【速報版】
2009年07月08日
大井競馬場 にて撮影。

大きいサイズや他の写真は
ジャパンダートダービーのアルバムからダウンロードできます。
http://pht.so-net.ne.jp/photo/horsephoto/albums/160896

ジャパンダートダービー
地方所属馬最先着はサイレントスタメン
(脚が伸びた写真になりガッカリ…)
地方所属馬最先着は サイレントスタメン

日高産馬最先着はシルクメビウス
(投げやり写真)
日高産馬最先着は シルクメビウス
nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:競馬

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。