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ナイター競馬と場外発売と地域格差 [競馬全般]

これまで娯楽の少なかった時代は
地方競馬場に多くの来場者があり
売上も相当のものがあった。

しかしながら近年は
 レジャーの多様化
 (殆どは朝鮮玉入れ=パチンコ・パチスロ)
で集客力・売上が落ちている。

同じギャンブルでありながら
緩い規定で そんじょそこら
駅前でも 郊外でも 簡単に作られる
 パチンコ屋
に比べ、
 頭の腐ったPTAババァなどの住民
が場外の建設ですら
 ワケもなく反対
される競馬。困ったものだ。

そんな中、売上増の期待を抱いて
今年からナイター競馬を新規or拡大するのは
 ホッカイドウ競馬(門別競馬)
 高知競馬
である。

正直、競馬場の立地条件を考えると
 会社帰りのサラリーマン
がなかなか来られる所ではない。

ナイター開催の目的はズバリ
 ・日中に競合する競馬場と時間をずらす
 ・南関東を始めとする他場との併売効果
だろう。

この2つの競馬(ホッカイドウ、高知)には
大きな特徴がある。
総売上のうち場外発売が占める割合が
非常に大きい事である。

 門別競馬(本場 7%、場外93%)
 旭川競馬(本場 6%、場外94%)
 札幌競馬(本場16%、場外84%)
 高知競馬(本場  %、場外  %)

もはや本場の売上を伸ばしても
現状の危機回避にはならないのである。

また、別の視点から見ると
面白い(面白くはないか?)数字がある。

●数字1
 北海道  75(内、北海道内限定 9)
 東 京 777(内、関東限定 570)
 高 知  29(内、四国限定   1)

●数字2
 北海道  411(  47)
 東 京 2741(1248)
 高 知    8(   1)

この数字、何だと思います?

数字1
 某転職サイトの求人件数
数字2
 某アルバイトサイトの求人件数
 カッコ内は時給1,000円以上の件数

日本国内の地域格差が止まらない…

仕事が無い、稼ぎが少ない。

この状態で馬券を買おうと言う人が
どれ位居るだろうか?

物価の違いはあるにせよ
東京の人が馬券を1,000円買うのと
北海道・高知の人が馬券を1,000円買うのを
同じ金額の価値観で見るわけにはいかない。

今、目の前に売上を増やし収支均衡を計るには
これまで売上が減る一方の
地元客に頼るだけでは
もう間に合わないのが現実。

金は余裕のある所から取る。
(税金ももっとそうして貰いたいものだが)

これしかないのである。

もちろん
 関心を向けさせる努力(レース番組など)
 地元の常連客も維持するサービス
が必要であり、また
収支均衡が安定した暁には
次ならステップへ進むべきではあるが
今は、後戻りは出来ず、前へ進むしかない状態。

自分は可能な範囲で馬券を買って
無事に前へ進む後押しをするしかない。

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本日の写真は
東海ダービー 【速報版】
2009年06月05日
名古屋競馬場 にて撮影。

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東海ダービーのアルバムからダウンロードできます。
http://pht.so-net.ne.jp/photo/horsephoto/albums/157677

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