農水省が馬産地への緊急支援に50億円 [馬産地・牧場]
昨年から不況で
競走馬の販売不振が深刻化している馬産地。
国内生産の9割を占める道内の生産者を主な対象に
調教設備の導入費助成など3年間で50億円を投じ
農林水産省が馬産地再生のため直接支援を行う。
とのニュース。
一見すると
「一瞬期待してしまいそうなニュース」
だが、中身を見ると
「やっぱり国はトンチンカンだった」
な寒い内容。
その1:ウォーキングマシンの導入など
出産前の母馬の運動や、
当歳馬、一歳馬の調教に使う
ウオーキングマシンの導入などに対し
国が経費の三分の一を助成する。
↓
以前行われた助成で
かなりの牧場は既に
ウォーキングマシンを持っていますが?
まだ持っていない所があったにしろ
この不景気な中で
助成外の残り2/3を捻出
などそう簡単にはできません。
その2:市場取引活性化
市場取引を活発にするため
生産者が馬体の検査情報を公開したり
海外の馬主向けにPR映像を作成したり
する際の費用を最大で半額助成する。
↓
最近のセリでは上場する際に
レントゲン写真(四肢・喉)が必要だったり
ゆとりのある一部大手牧場には痛くもないが
中小牧場には大きな出費となるものがある。
これを助成するのは良い事だ。
しかし
「海外の馬主向け」
本来は韓国・中国の外国人馬主を期待して
今秋から外国人馬主を開放するはずだったのが
韓国も中国もバブルが弾けて大不況。
そんな中、
わざわざ高い日本産馬を誰が買うと言うのか?
オーストラリア産・NZ産で
SS系種牡馬の仔が安く買えますし。
(社台がシャトル種牡馬で小銭稼ぎしたため)
その3:金融機関に必要な資金提供
負債を抱える生産者が
低利融資への借り換えられるよう
金融機関に必要な資金提供も行う。
↓
えぇと、この部分に足りる資金提供を
本気で行うなら
今回の総額 50億だけでは
「全く」 足りませんが???
現場の状況をよく調べもしないで
金だけバラ撒いておけばいいや…的な
役人には困ったものです。
そんな中で、馬が売れない事に対し
現場がどう言う手を行うか知って…
は居ないでしょうね。
日高町産馬の場合
今年から日高町産馬をセリで購入した馬主に
タコ、シシャモ、軟白長ネギ、シイタケ、イチゴ
などの町の特産品を無料でプレゼントする。
セリの活性化だけでなく
町の特産品を町外へPRする狙いも兼ねている。
毎年150頭前後の日高町産馬が落札されており
1頭当たり1万円程度の特産品代に事務費・送料で
200万円の予算で3年計画を組んだ。
金をバラ撒けばOKと思っている国と
問題を点で考えるのではなく
点と点を結んで線で考えている日高町。
どちらが利口に見えますか?
本当に馬産地の事を考えているなら
1:馬券の売上を伸ばす政策
2:馬主を増やす政策
いずれかだと思います。
馬券の売上が伸びれば
特に地方競馬の賞金増額に繋がり
馬主も自然と増えるでしょう。
中央でも地方でも
まず馬を1頭持って頂き
初めての1勝
の感動を味わえば
続いて2頭目、3頭目と続きます。
いきなり馬主を増やす政策も
手段としてはありでしょう。
でも中央競馬のように高いハードルは
今の時代にはもうマッチしていません。
逆に地方競馬で今年から始まった
共同出資倶楽部による所有
は
「正式には馬主ではありません」
が後々本当の馬主になってみたい
と思わせるきっかけになるでしょう。
セリの活性化を組み込むならば
やはり
市場取引馬奨励賞の復活
牝馬血統書買取の復活
JRA認定競走の賞金額を元に戻す
が良いでしょう。
50億円以上出す予算が無い?
別に新たに払ってくれなくてもいいですよ。
中央競馬からの農水省への
「あがり」
を減額してくれれば。
わけのわからん
高速道路1,000円均一とか
国全体の無駄を無くせば
「あがり」が減額されても足りるでしょう?
ついでに
中央競馬の予算にあがってくる
無駄なスタンド改築費用
も全国の競馬場で使えるように
してくださいな。。。
競馬に限らず、今一番大変なのは
地方なんですから。。。
日本ブログ村に登録してます。
本日の写真は
川崎競馬の誘導馬 5月 藤&重賞&最終R Ver。
2009年05月20日
川崎競馬場 にて撮影。
大きいサイズや他の写真は
川崎の誘導馬2009のアルバムからダウンロードできます。
http://pht.so-net.ne.jp/photo/horsephoto/albums/144437
5月は 藤
ユーコースプリングくん
重賞レースVer
トライアンフトーチくん
重賞レースVer
ユーコースプリングくん
最終レースVerではマイナーチェンジ
競走馬の販売不振が深刻化している馬産地。
国内生産の9割を占める道内の生産者を主な対象に
調教設備の導入費助成など3年間で50億円を投じ
農林水産省が馬産地再生のため直接支援を行う。
とのニュース。
一見すると
「一瞬期待してしまいそうなニュース」
だが、中身を見ると
「やっぱり国はトンチンカンだった」
な寒い内容。
その1:ウォーキングマシンの導入など
出産前の母馬の運動や、
当歳馬、一歳馬の調教に使う
ウオーキングマシンの導入などに対し
国が経費の三分の一を助成する。
↓
以前行われた助成で
かなりの牧場は既に
ウォーキングマシンを持っていますが?
まだ持っていない所があったにしろ
この不景気な中で
助成外の残り2/3を捻出
などそう簡単にはできません。
その2:市場取引活性化
市場取引を活発にするため
生産者が馬体の検査情報を公開したり
海外の馬主向けにPR映像を作成したり
する際の費用を最大で半額助成する。
↓
最近のセリでは上場する際に
レントゲン写真(四肢・喉)が必要だったり
ゆとりのある一部大手牧場には痛くもないが
中小牧場には大きな出費となるものがある。
これを助成するのは良い事だ。
しかし
「海外の馬主向け」
本来は韓国・中国の外国人馬主を期待して
今秋から外国人馬主を開放するはずだったのが
韓国も中国もバブルが弾けて大不況。
そんな中、
わざわざ高い日本産馬を誰が買うと言うのか?
オーストラリア産・NZ産で
SS系種牡馬の仔が安く買えますし。
(社台がシャトル種牡馬で小銭稼ぎしたため)
その3:金融機関に必要な資金提供
負債を抱える生産者が
低利融資への借り換えられるよう
金融機関に必要な資金提供も行う。
↓
えぇと、この部分に足りる資金提供を
本気で行うなら
今回の総額 50億だけでは
「全く」 足りませんが???
現場の状況をよく調べもしないで
金だけバラ撒いておけばいいや…的な
役人には困ったものです。
そんな中で、馬が売れない事に対し
現場がどう言う手を行うか知って…
は居ないでしょうね。
日高町産馬の場合
今年から日高町産馬をセリで購入した馬主に
タコ、シシャモ、軟白長ネギ、シイタケ、イチゴ
などの町の特産品を無料でプレゼントする。
セリの活性化だけでなく
町の特産品を町外へPRする狙いも兼ねている。
毎年150頭前後の日高町産馬が落札されており
1頭当たり1万円程度の特産品代に事務費・送料で
200万円の予算で3年計画を組んだ。
金をバラ撒けばOKと思っている国と
問題を点で考えるのではなく
点と点を結んで線で考えている日高町。
どちらが利口に見えますか?
本当に馬産地の事を考えているなら
1:馬券の売上を伸ばす政策
2:馬主を増やす政策
いずれかだと思います。
馬券の売上が伸びれば
特に地方競馬の賞金増額に繋がり
馬主も自然と増えるでしょう。
中央でも地方でも
まず馬を1頭持って頂き
初めての1勝
の感動を味わえば
続いて2頭目、3頭目と続きます。
いきなり馬主を増やす政策も
手段としてはありでしょう。
でも中央競馬のように高いハードルは
今の時代にはもうマッチしていません。
逆に地方競馬で今年から始まった
共同出資倶楽部による所有
は
「正式には馬主ではありません」
が後々本当の馬主になってみたい
と思わせるきっかけになるでしょう。
セリの活性化を組み込むならば
やはり
市場取引馬奨励賞の復活
牝馬血統書買取の復活
JRA認定競走の賞金額を元に戻す
が良いでしょう。
50億円以上出す予算が無い?
別に新たに払ってくれなくてもいいですよ。
中央競馬からの農水省への
「あがり」
を減額してくれれば。
わけのわからん
高速道路1,000円均一とか
国全体の無駄を無くせば
「あがり」が減額されても足りるでしょう?
ついでに
中央競馬の予算にあがってくる
無駄なスタンド改築費用
も全国の競馬場で使えるように
してくださいな。。。
競馬に限らず、今一番大変なのは
地方なんですから。。。
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本日の写真は
川崎競馬の誘導馬 5月 藤&重賞&最終R Ver。
2009年05月20日
川崎競馬場 にて撮影。
大きいサイズや他の写真は
川崎の誘導馬2009のアルバムからダウンロードできます。
http://pht.so-net.ne.jp/photo/horsephoto/albums/144437
5月は 藤
ユーコースプリングくん
重賞レースVer
トライアンフトーチくん
重賞レースVer
ユーコースプリングくん
最終レースVerではマイナーチェンジ