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これで国内馬産が救えるか? その1 [競馬全般]

2009年秋より、
国内非居住者の馬主登録(外国人馬主)
が開始される。

その中の1つに
 所有馬は4頭目までは内国産とし
 5頭目は海外から輸入した馬でも可
と言うのが含まれる。

最初は馬主登録のみ認め
 競走馬の輸入は不可
にしておけばいいのに
 「馬鹿JRAが パートI国の 見栄」
をはったばかりに。。。

全ての外国人馬主が
競走馬を輸入するとは限らないが
 賞金額では日本は世界でもトップクラス
 欧州圏では3,000万程度が
 日本では1億超え
である事は大きな魅力で
更に今の円高を考慮すれば
自前の競走馬を輸入しても採算が取れる。

入厩頭数制限は一応
 初年度(2010年)
  →最大10頭(外国産馬最大2頭)
 2年目(2011年)
  →最大15頭(外国産馬最大3頭)
 3年目(2012年)以降
  →最大20頭(外国産馬最大4頭)
となっているが
もし欧州圏のトップクラスの馬が日本で走ったら…

ディープインパクトが薬物を使っても やっと3着だった凱旋門賞
その上位馬相当の馬が来襲して来たとしよう。

国内のG1競走の上位は
いつも外国人馬主所有の外国馬が独占。
賞金は外国人の懐へ。
国内の馬主間での持ち分はその分減る。
その大半は 現在独占状態の社台が奪う。

あれ?一般の馬主の取り分は???
この光景、どこかで見たような。。。

そう、現在地方競馬で行われている交流重賞が
 中央馬→外国馬
 地方有力馬→中央馬(社台)
 地方その他の馬→中央馬(非社台)
に置き換わっただけ。

と言う事は今の交流重賞が
緩い別定や、中央馬に有利な甘いハンデでは
 「勝ち目の無い地方所属馬はヤラズ」
 「勝ち目の無い地方所属馬はレース回避」
が多いように、中央競馬のレースもグダグダになる事だろう。

違う例えであれば設立当時のジャパンCが
度々行われると思えばいい。

日本の馬券オヤジさん達はこれで盛り上がりますか?

もちろんそれでも楽しめる知識(海外競馬、血統、etc)
を持った人も居るでしょうが
 日本人は元来 判官贔屓
 身内を応援するのが好きな民族
ですから、楽しめない人の方が多いと思います。
※現在の地方競馬ファンでは
  現行の中央交流がつまらんと思っている人が多数

取りあえず
 「馬鹿JRAが決めてしまった事」
なので、これ(入厩頭数制限最大20頭)以上に
枠が増えない事を祈るばかりです。

それでも外国馬参入で国内の生産者(社台を除く)は
更に苦しくなるのではないかと思います。
何せ大きなレースの賞金は
社台が独占している今でさえ
一般の馬主さんが減って減って止まらないのに
さらに一般の馬主が儲からなくなるのでは
一般の馬主は更に減ってしまいます。

さてその国内の生産者(社台を除く)、馬主
に対しての配慮はどうなっているのでしょうか?

<<明日1/15に続く>>

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本日の写真は
報知オールスターC
ガッサンプリンス、ゴールドイモン、ジルハー。
2009年01月03日
川崎競馬場 にて撮影。

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報知オールスターCのアルバム(順次UP予定)
からダウンロードできます。
http://pht.so-net.ne.jp/photo/horsephoto/albums/141868

ガッサンプリンス
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ジルハー
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