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東京大賞典 回避馬続出で考えてみた

年末の大一番 東京大賞典が近づき
締切間際になって 回避馬が続出しました。

南関東所属の回避馬
 アンパサンド → 報知オールスターCへ
 ジルグリッター → 報知オールスターCへ
 ドリームスカイ → 報知オールスターCへ
 ルースリンド
 モエレラッキー
 ギャンブルオンミー → 報知オールスターCへ
 ディアヤマト → オーバルスプリントへ
他地区所属の回避馬
 ケイエスゴーウェイ → 兵庫ゴールドトロフィーへ
 マヤノグレイシー → 名古屋グランプリへ
 サンエムウルフ → 名古屋グランプリへ

ダートのレースが慢性的に不足している中央競馬から
 ダートに飢えた馬
特に今年は過去最強的メンバーが
大挙して押し寄せてきたのですから…

地元所属馬の馬主さんは、これを見て
取れるかどうか分からない 東京大賞典の2着、3着賞金より
勝ち負けになる地元馬限定重賞の1着賞金3,000万円。
誠に残念な話ですが、
馬主さんの事を考えれば仕方ありません。

結局の所、現在の個人的見解では
 中央馬3頭(笑) と フリオーソ
の4頭立ての様相。

これでは盛りあがりません。

どこに問題があるのでしょうか?

1:中央所属馬の出走枠

 よく交流重賞は中央4頭の順番合わせだ…
 と言う人をみかけます。
 という事は4頭立てでつまらん…と?
 仮に中央馬の出走枠が5頭になっても
 4頭立てが5頭立てになっただけで
 売上が大幅アップするとは到底思えません。
 それ以上増やせと言うなら
 いっそ馬場を1レース分だけまるまる中央に貸して
 中央馬だけで勝手に 「中の央オープン」 でもやってくれ…

 また、中央オタが中央馬のBOXだけを買っても
 それはその日の、そのレースに限ったもので
 その地方競馬の 「今後」 には何の効果もありません。
 逆に 地元ファンがうんざりするような
 中央オタファンの 悪態 が現場で繰り広げられるだけです。
  例:ユキチャンが出走すると競馬場が荒れる

 ただ無意味に出走枠を増やしても意味はありません。

2:地元馬の出走意欲

 先にも書きましたが、金満王国中央競馬と違い
 地方競馬は賞金額にも限界があります。
 有力馬の馬主さんは勝てるレースを選んで当然でしょう。
 手にする事が出来るか分からない賞金目当てに
 交流重賞に出走する必要が無いわけです。
 となると交流重賞を行う意味すら見えなくなってきます。

3:各競馬場の懐具合

 ただ交流重賞を行えば良いわけではないのは
 交流重賞を返上した
  笠松競馬
 を見れば明らか。
 やればやる程、赤字になるケースもあります。

 逆に言えば、利益が出るなら 「やってあげてもいい」
 となります。

個人的な漠然とした案

1:勝負が可能となる条件設定

 常々言ってますが
 全ての交流重賞は
  ・厳しい賞金別定
    例:1,500万円毎に1キロなど
 または
  ・厳しいハンデ戦
    良い例:2008年兵庫ゴールドトロフィー
    温い例:2008年クイーン賞
 で良いと思います。

 あとは距離
 普段1400~1600mをメインに走っている地元馬に
 いきなり2500m走れと言ってもねぇ。。。

 中央馬4頭の順番合わせに見えるレースより
 全馬に勝ち目があるレースの方が予想し甲斐があり
 売上も伸びると思います。
 また中央オタも 地元の馬券オヤジさんも 楽しめる。
 これが一番です。

2:地元所属馬への手当(補助金)

 かつて中央競馬では
  ・市場取引馬奨励賞
 など、特定の条件を満たす馬に対し
 本章金以外の手当を出し
 条件を満たす馬が増えるように努めてきました。

 地元所属馬の出走を促すにはこれも1つの手かと思います。

 「地元所属馬が5着までに入ったら
  1着賞金の●%を出走奨励賞として支給する」

 これなら仮に叩き台と考えてでも出走が増えるでしょう。

 その金はどこから出るのか?と…

 2~5着の賞金を減らせば良いじゃないですか。

 現状のままなら
 中央所属馬が小遣い稼ぎ程度に持ち帰る金。
 小遣いの与えすぎはよくありません。

 2着までに入れないようなら金にならんな…と
 小遣い稼ぎに来る連中も絞られる事でしょう。
 それならそれで 好都合。

3:地元所属馬への制限

 それでも回避する地元所属馬は居ると思います。
 地元の競馬を盛り上げ、売上を伸ばす事が
 これから先の地元競馬のためになる
 うまく売上が伸びれば、また賞金額も増えるかも知れない。
 と皆で協力し合っていかねばいけませんが
 なかなかこの不景気ではそうもいきません。

 なら、交流重賞へのステップレースを明確にして
 そのステップレースの勝ち馬(2着馬)には
 交流重賞への出走を義務付けてみてはどうでしょう?

 プロ野球で言う、オールスターに選ばれた選手と同じです。

 もちろん体調の問題など
 どうしても回避せざるを得ない場合もあるでしょう。
 その場合は回避して頂いて結構です。
 しかし回避した場合はペナルティを科せられます。
 その回避した交流重賞の日から1ヶ月経過するまでは
 その馬は出走できない…なんてどうでしょう。
 (ますますプロ野球のオールスター選出と同じだ)

 本当に体調が悪ければ、普通に1ヶ月は休むでしょうし
 1ヶ月おまんま食いあげで我慢するのを選択しても良いでしょう。

 その代わり、出走した馬には
 普段より多めの出走手当を用意しておくと良いと思います。

4:売上変動制の諸手当

 え~商売とは売って利益出してナンボです。
 予算があって、それを使い切らねばいかんと
  競馬のCMには到底見えない タレントCM
 をタレ流すのは中央競馬鹿だけです。

 売上好調な時は 人を雇って 大売り出し。
 売上が寒い時は 最低限の人権費で乗り切ります。
 これは世間の常識。

 2~5着の賞金を減額するだけでは
 納得されない方も出ると思います
 そこへ 売上変動制の諸手当(別名:大入り袋)
 を用意してはどうでしょう?

 どうやった基準にするのか?は難しいと思いますが
 交流重賞やったはいいが、出費だけ嵩んだ…では
 全く意味がありませんから、これも有りだと思います。
 あ、もちろんこの諸手当 地元馬だけに支給ですね。
 中央馬にくれてやる必要も余裕もありませんから。

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本日の写真は
川崎競馬の誘導馬 クリスマス 2頭立てVer。
2008年12月24日
川崎競馬場 にて撮影。

大きいサイズや他の写真は
川崎の誘導馬2008のアルバムからダウンロードできます。
http://pht.so-net.ne.jp/photo/horsephoto/albums/90342

2頭立てVerでは、サンタクロースが居ませんね。。。
手前:トゥインクルジョイくん、奥:ユーコースプリングくん
川崎競馬の誘導馬 クリスマス 2頭Ver 1

さて、この2頭の衣装で違うのが どこでしょう?(笑)
(大きいサイズで見ないと分からないでしょうね…)
川崎競馬の誘導馬 クリスマス 2頭Ver 2

ただ手を振るだけ でも、それが大きなファンサービスとなってます。
手前:トゥインクルジョイくん、奥:ユーコースプリングくん
川崎競馬の誘導馬 クリスマス 2頭Ver 3

トゥインクルジョイくん
川崎競馬の誘導馬 クリスマス 2頭Ver 4

ユーコースプリングくん
川崎競馬の誘導馬 クリスマス 2頭Ver 5

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