SSブログ

日本一賞金=111勝分、これを2日で、その13.2倍を2分で? [競馬全般]

10/18に第1ラウンド(第1戦、第2戦)
10/26に第2ラウンド(第3戦、第4戦)
で行われた
全国のリーディングジョッキーによる日本一決定戦
スーパージョッキーズトライアル2007

優勝したのは赤岡修次騎手。
JRA認定競走の無い高知競馬から
中央競馬へ騎乗する機会を得る事は皆無。
チャンスすら無いのだ。

赤岡騎手にはWSJSではその鬱憤を晴らすべく
世界の騎手を相手に是非とも頑張って貰いたい。

その赤岡騎手が日本一となった
この大会の優勝賞金は50万円。

高知競馬でこれだけの進上金を稼ごうとすると
平場のレース(1着賞金9万円)で
なんと 111勝も しなければならない。
赤岡騎手の2006年の勝ち星は166勝。
実に1年の 2/3を この大会2日で稼いだ事になる。

で、中央のヘタレ騎手が
 全てドンジリで馬場を回ってきただけ
で同額を稼ぐには…
なんと14回の騎乗で上回ってしまう。
1日7鞍乗れれば、たったの2日間。
1日1鞍しか乗れないド下手クソでも2ヶ月弱
で稼いでしまう。

ちなみに他人の馬を奪い取って天皇賞を勝った騎手は
たった約2分でこの賞金50万円の 13.2倍
を稼いでしまった。

同じ馬に跨る仕事で
一方では最低でも111回 命をかけなければ稼げない
一方では1回で その13.2倍を稼ぐ

世間一般に格差社会が問題となっている中で
コネがあって中央の競馬学校に入った者と
コネがなくて地方の競馬学校に入った者で
これだけの違いがあって良いものだろうか?

例えるなら、裏口入学で六大学に入ったドラ息子が
真面目に勉強したが親の経歴がよろしくなかっただけで
六大学に入れなかった者を
六本木ヒルズ最上階から見下ろしているような。。。
(どんな例えだ?)

日本の競馬のレベルアップを図りたいのであれば
競走馬はもちろん、騎手も調教師も、その他の関係者も
実力のある者が上に行き、
実力のない者は淘汰されるべきではないのか?

最低でも中央に挑戦する門戸は開くべきであろう。
指定交流に出走する馬が用意できない限り
地方の騎手は中央で乗れない…とは ワケわからん。

身内が可愛い、後継ぎは身内で…などとふんぞり返っていると
そのうち、「赤福」のようになるのでは?

競走馬の交流が盛んになった今、
騎手の交流ももっと盛んにすべきだ。

もちろん中央・地方などと言うくだらん壁を
無くすのが一番ではあるが、
今すぐに…とはいかないであろうから
まずは交流を。。。

本日の写真は
SJT第4戦 最後の直線の攻防。
2007年10月26日
名古屋競馬場
スーパージョッキーズトライアル2007にて撮影。

大きいサイズや他の写真は
スーパージョッキーズトライアル2007のアルバム(順次UP中)
からダウンロードできます。
http://pht.so-net.ne.jp/photo/horsephoto/albums/78323


nice!(3)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:競馬

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。