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日高軽種馬農協 サマーセール 結果は… [競馬全般]

8/20(月)~24(金)の5日間
日高軽種馬農協にて
サマーセールが行われた。

JRAからばら撒かれた?馬インフルエンザは
馬産地日高の育成場にも陽性馬が出るなど
サマーセールの開催そのものも危ぶまれたが
関係者の懸命な努力と
徹底した防疫体制により
無事終了する事ができた。
まずは開催を無事成し遂げた関係者の皆様
大変お疲れ様でした。

結果の方は、かなり厳しい。

 上場数
  1125頭 (前年1156頭)
 売却頭数
  368頭 (前年309頭)
 売却率
  32.7% (前年31.7%)
 売却額 1頭平均
  518万円 (前年1,330万円)
 売却額/上場数
  109万円 (前年157万円)

売却率では微増となったが
1頭当たりの売却額がひどく落ち込んだ。
これはセレクションセールに続きである。

単純には比較できないが
セレクションセールは売る側も
やや強きの値段を設定し
主取りになるケースがあるが
今回は1歳馬のサマーセール。
この後はオータムセールにかけるか
育成と言う付加価値をつけて
トレーニングセールに出すしかない。

希望価格も相当押さえこんでいるはずで
その結果でも109万円では
繁殖牝馬と仔馬の飼養費がやっとではないか?
これではウン百万の種など付けていられない。
実能力ではなく人気種牡馬が優遇される
現在の馬市場では格差が広がる一方である。

(SクリスエスなんぞよりAボスの方が
 種牡馬としては遥かに上だと思うが…)

購買者では
 JRAと岡田総帥
ばかりである。

それ以外では
 森中蕃氏(シゲル)
がダントツ!!

他には
 後藤繁樹氏(リキ)
 西森鶴氏(ニシケン)
 松本好雄氏(メイショウ)
 (有)ケイズ
 島川隆哉(トーセン)
 山本英俊(パチンコ屋)
と言った所。

一方、各育成場の落札も目立つ。
これからトレーニングを積んで
2歳時に即戦力としてセールに出すのだろう。

ちなみに社台は最終日に2頭だけ落札のみ。
あれだけ種牡馬を付けて貰って儲けていても
日高への還元はしない。何ともケチくさい…

 父:グラスワンダー
 母:ナリタレッドバード
 ナリタプロテクターの妹
 400万円

 父:ネオユニヴァース
 母:マッチポイント
 トウカイポイントの妹
 830万円

少しは岡田総帥やノースヒルズを見習え!

各日の高額上位は
8/20
 父:マイネルラヴ
  1,100万円 (種70万円)
 父:ジャングルポケット
  1,050万円 (種250万円)
 父:シルバーチャーム
    930万円 (種150万円)
8/21
 父:ネオユニヴァース
  2,000万円 (種300万円)
 父:ネオユニヴァース
  1,610万円 (種300万円)
 父:ブライアンズタイム
  1,510万円
8/22
 父:フジキセキ
  1,600万円 (種600万円)
 父:マイネルラヴ
  1,350万円 (種70万円)
8/23
 父:シンボリクリスエス
  2,300万円 (種500万円)
 父:シンボリクリスエス
  1,100万円 (種500万円)
 父:キングカメハメハ
  1,010万円 (種600万円)
8/24
 父:アグネスタキオン
  2,600万円 (種1,200万円)
 父:ネオユニヴァース
  1,460万円 (種300万円)

マイネルラヴ 70万円で種付けできて
1,000万円で売れれば 14倍になる…
社台の馬はせいぜい4~5倍。
売れ残った時の事を考えたら
もうやってられないだろう。

なぜ今、ネオユニヴァースが人気なのか???
でも、日高の馬が売れたから良しとしよう。。。

本日の写真は
メジロヒラリー。
2007年08月04日
メジロ牧場 伊達本場にて撮影。

大きいサイズはメジロヒラリーのアルバム
からダウンロードできます。
http://pht.so-net.ne.jp/photo/horsephoto/albums/35441


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