中央競馬より先に 地方競馬は垣根を越えた

中央競馬が一生懸命　身内の保身を続ける中
地方競馬が先に垣根を取り始めた。

羽田盃　ヒデサンジュニア（船橋：柿本政男厩舎）
にホッカイドウ競馬所属　山口竜一騎手が騎乗する。

これまでタガタメに騎乗しに来る事があったが
こちらは元々タガタメがホッカイドウ競馬所属時に
山口竜一騎手が騎乗していた事からであるが
今回のヒデサンジュニアはテン乗りである。
馬主さんの好意によるものと言う事だが
注目の集まる重賞レース
馬券を買う側からすれば
信頼できる騎手に乗ってもらいたい所。
地方競馬は中央競馬より先にこれが実現できるよう
垣根を取り払った。　素晴らしい。

考えてもみよう、
穴ならこれ！と狙っていた馬に出馬表が決まったら
屋根が郷原だった。。。これでは一気に買う気がうせる。
反対に前走まで郷原だった馬が
重賞で内田博幸騎乗になった。
これだけ押さえておこうとしていませんか？

ＦＥＥＬ　ＬＩＶＥと言いながら
大前提に身内の保身があるのでは
スリリングなレースなど到底無理な気がするのだが？
もちろん騎手全員に平均的に騎乗機会を与えないと
生活が苦しくなってしまうのであれば
同情の予知があるかも知れないが
年間１０勝程度の騎手が年収１０００万以上で
外車を乗り回しているようでは同情する気など無い。

本日の写真は
メジロティターン。
2005年09月06日
メジロ牧場洞爺にて撮影。

メジロティターンのアルバムは
http://pht.so-net.ne.jp/photo/horsephoto/albums/56327

メジロパーマー。
2005年09月06日
メジロ牧場洞爺にて撮影。

メジロパーマーのアルバムは
http://pht.so-net.ne.jp/photo/horsephoto/albums/56326

メジロナターシャ。
2005年09月07日
メジロ牧場伊達にて撮影。

メジロナターシャのアルバムは
http://pht.so-net.ne.jp/photo/horsephoto/albums/35229

エキスポランド風神雷神 ジェットコースター事故に想う

マスコミや世間がこぞって
エキスポランドの点検不足・安全管理怠慢などと言っているが
それだけか？

ジェットコースターだからピンと来ないかも知れないが
普通乗用車に置き換えたらどうだろう。

マイカーを購入した人が１５年も乗るものか？は、さておき
中古車で購入した車の車軸に
　「金属疲労があるかも知れない」
　「事故が起きる前に交換しておこう」
などと考える人が日本に何人居る事やら。

殆どの人は　「車検」　と言う定められた点検で
業者に車を預けて、自分で点検などしていないだろう。
教習所で習った　出発進行前の確認でさえ
毎回している人など殆ど居ないだろう。

今回のエキスポランドでもそうではないか？
　「こう言う乗り物があります。絶対ヒットしますよ」
と製造メーカーのセールスに乗り、購入。
しかし購入したは良いが
日常点検程度は
　「これをして下さい」
とは言われたとしても
　「この部品は何年に１度交換してください」
と言われていたかどうか？？？
言われていなけりゃ、「絶対交換しなきゃ！」にはならんわな。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070506-00000014-maip-soci
にあるように、行政の対応の遅れもある。
点検に必要な能力を備えた技術者も　何も明確になっていない。
安全教育の規定もない。
売りつけたメーカーのサポートもない。

これでは第２・第３の事故はまたいつか起きるだろう。

今回の責任は
　１：メーカー
　２：行政
　３：エキスポランド
の順だと考える。

もちろん行政の縛りがしっかりしていないと
維持管理に金が掛かります…と
メーカーは言いたくない（セールス時は言わない）
事が当然のように考えられるので、
問題が明るみになった今、
行政は即座に認識者を集め
縛りを明確にすべきであろう。