４頭合計で１１７勝、重賞３７勝の名馬が余生を送る牧場 [馬産地・牧場]
引退した名馬を訪ねるのも
競馬ファンとしての楽しみの１つ。
競馬初心者なら新千歳空港から
レンタカーを借りて
社台ＳＳとノーザンホースパーク
だけ行けばお腹一杯になるだろうが
初心者の域を脱したら
やはりもう一歩 先へ踏み出さないと
ただのミーハーで終わってしまう。
今回は
親子ダービー制覇を達成した３冠馬
最初で最後の３歳４冠達成馬
同一ＧＰレース４年連続優勝を含む最多勝馬
日本最多勝記録保持馬
の４頭、合計すると
１１７勝、重賞３７勝
の名馬が余生を送っている牧場のお話。
現役時代にどれだけ凄い記録を残しても
仮に種牡馬となれたとしても
不当に低い評価を受けたり
繁殖牝馬に恵まれなかったりして
思うような産駒を残せない事も多い。
そして種牡馬を廃業した名馬の行く先は…
競馬ファンとして
可能な限り １頭でも多く
余生を送って欲しい
と願うのですが
何せあの 金満王国 【社台】 でさえ
最後まで余生を送らせて貰ったのは
ノーザンテースト
くらいじゃないですかね？
なのに これだけの看板を背負った名馬が
１つの牧場で余生を送っているってのは
とてつもなく凄い事です。。。
北海道日高郡新ひだか町 荒木育成牧場
国道からちょっと入った所にあるこの牧場は
決して 大きな牧場 と言うわけではない。
しかし引退名馬の助成金制度と
その馬に余生を送らせたいと思うファンにより
支えられている名馬が日々草を食んでいる。
１：親子ダービー制覇を達成した３冠馬
オリオンザサンクス
（２４戦１１勝、重賞６勝）
大暴走のようにしか見えない驚異的な逃げで
南関東２冠（羽田盃、東京ダービー）を制し
続くジャパンダートダービーでは
１番人気で中央所属馬を完封。３冠馬となる。
２００８年には数少ない産駒から
九州ダービー栄城賞優勝馬：オリオンザナイト
が誕生し、親子ダービー制覇となる。
２：最初で最後の３歳４冠達成馬
トーシンブリザード
（３０戦９勝、重賞７勝）
全日本３歳優駿（現：全日本２歳優駿）で
中央所属馬をなぎ倒し優勝後、
南関東３冠を制し、南関東史上初の
無敗の３冠馬となる。
更にジャパンダートダービーで
再度中央所属馬をなぎ倒し３歳４冠を達成。
東京王冠賞が２００１年で廃止されたため
今後、レース番組が変わらない限り
最初で最後の ３歳４冠馬 となった。
骨折明けの東京大賞典でウイングアローに先着
続くフェブラリーＳではアグネスデジタルの２着と
骨折が無ければどこまで記録を伸ばしたが
考えれば考えるほど恐ろしく強い馬だった。
３：同一ＧＰレース４年連続優勝を含む最多勝馬
ブライアンズロマン
（６３戦４３勝、重賞１７勝）
通産４３勝はサラブレッド日本最多勝記録。
重賞１７勝も日本最多記録
※１９６２年競走馬登録の統一化以降
脚元に不安があった為、
宇都宮競馬所属となったが
そこから数々の勝利記録がスタートする。
グランプリレース：栃木大賞典４連覇や
中央所属馬を撃破してのさくらんぼ記念優勝
などで重ねた勝利記録は４３勝。
引退後は種牡馬となるが繁殖牝馬に恵まれず
熱心な同馬のファンで結成されている
「ブライアンズロマンの会」によって
現在、幸せな余生を送っている。
４：日本最多勝記録保持馬
エスケープハッチ
（８３戦５４勝、重賞７勝）
言わずと知れた
平地競走 日本最多勝記録保持馬。
※１９６２年競走馬登録の統一化以降
熱心な同馬のファンで結成される
「エスケープハッチの会」によって
この度、余生を送る事となった。
日本ブログ村に登録してます。
本日の写真は
オリオンザサンクス
トーシンブリザード
ブライアンズロマン。
2008年11月18日 荒木育成牧場 にて撮影。
大きいサイズや他の写真は
オリオンザサンクスのアルバム
http://pht.so-net.ne.jp/photo/horsephoto/albums/148995
トーシンブリザードのアルバム
http://pht.so-net.ne.jp/photo/horsephoto/albums/148996
ブライアンズロマンのアルバム
http://pht.so-net.ne.jp/photo/horsephoto/albums/148800
オリオンザサンクス
トーシンブリザード
ブライアンズロマン
日本が世界に誇る最高峰レース
ばんえい記念の特集ページはこちら
競馬ファンとしての楽しみの１つ。
競馬初心者なら新千歳空港から
レンタカーを借りて
社台ＳＳとノーザンホースパーク
だけ行けばお腹一杯になるだろうが
初心者の域を脱したら
やはりもう一歩 先へ踏み出さないと
ただのミーハーで終わってしまう。
今回は
親子ダービー制覇を達成した３冠馬
最初で最後の３歳４冠達成馬
同一ＧＰレース４年連続優勝を含む最多勝馬
日本最多勝記録保持馬
の４頭、合計すると
１１７勝、重賞３７勝
の名馬が余生を送っている牧場のお話。
現役時代にどれだけ凄い記録を残しても
仮に種牡馬となれたとしても
不当に低い評価を受けたり
繁殖牝馬に恵まれなかったりして
思うような産駒を残せない事も多い。
そして種牡馬を廃業した名馬の行く先は…
競馬ファンとして
可能な限り １頭でも多く
余生を送って欲しい
と願うのですが
何せあの 金満王国 【社台】 でさえ
最後まで余生を送らせて貰ったのは
ノーザンテースト
くらいじゃないですかね？
なのに これだけの看板を背負った名馬が
１つの牧場で余生を送っているってのは
とてつもなく凄い事です。。。
北海道日高郡新ひだか町 荒木育成牧場
国道からちょっと入った所にあるこの牧場は
決して 大きな牧場 と言うわけではない。
しかし引退名馬の助成金制度と
その馬に余生を送らせたいと思うファンにより
支えられている名馬が日々草を食んでいる。
１：親子ダービー制覇を達成した３冠馬
オリオンザサンクス
（２４戦１１勝、重賞６勝）
大暴走のようにしか見えない驚異的な逃げで
南関東２冠（羽田盃、東京ダービー）を制し
続くジャパンダートダービーでは
１番人気で中央所属馬を完封。３冠馬となる。
２００８年には数少ない産駒から
九州ダービー栄城賞優勝馬：オリオンザナイト
が誕生し、親子ダービー制覇となる。
２：最初で最後の３歳４冠達成馬
トーシンブリザード
（３０戦９勝、重賞７勝）
全日本３歳優駿（現：全日本２歳優駿）で
中央所属馬をなぎ倒し優勝後、
南関東３冠を制し、南関東史上初の
無敗の３冠馬となる。
更にジャパンダートダービーで
再度中央所属馬をなぎ倒し３歳４冠を達成。
東京王冠賞が２００１年で廃止されたため
今後、レース番組が変わらない限り
最初で最後の ３歳４冠馬 となった。
骨折明けの東京大賞典でウイングアローに先着
続くフェブラリーＳではアグネスデジタルの２着と
骨折が無ければどこまで記録を伸ばしたが
考えれば考えるほど恐ろしく強い馬だった。
３：同一ＧＰレース４年連続優勝を含む最多勝馬
ブライアンズロマン
（６３戦４３勝、重賞１７勝）
通産４３勝はサラブレッド日本最多勝記録。
重賞１７勝も日本最多記録
※１９６２年競走馬登録の統一化以降
脚元に不安があった為、
宇都宮競馬所属となったが
そこから数々の勝利記録がスタートする。
グランプリレース：栃木大賞典４連覇や
中央所属馬を撃破してのさくらんぼ記念優勝
などで重ねた勝利記録は４３勝。
引退後は種牡馬となるが繁殖牝馬に恵まれず
熱心な同馬のファンで結成されている
「ブライアンズロマンの会」によって
現在、幸せな余生を送っている。
４：日本最多勝記録保持馬
エスケープハッチ
（８３戦５４勝、重賞７勝）
言わずと知れた
平地競走 日本最多勝記録保持馬。
※１９６２年競走馬登録の統一化以降
熱心な同馬のファンで結成される
「エスケープハッチの会」によって
この度、余生を送る事となった。
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本日の写真は
オリオンザサンクス
トーシンブリザード
ブライアンズロマン。
2008年11月18日 荒木育成牧場 にて撮影。
大きいサイズや他の写真は
オリオンザサンクスのアルバム
http://pht.so-net.ne.jp/photo/horsephoto/albums/148995
トーシンブリザードのアルバム
http://pht.so-net.ne.jp/photo/horsephoto/albums/148996
ブライアンズロマンのアルバム
http://pht.so-net.ne.jp/photo/horsephoto/albums/148800
オリオンザサンクス
トーシンブリザード
ブライアンズロマン
日本が世界に誇る最高峰レース
ばんえい記念の特集ページはこちら
ブライアンズロマンを始めとして思い出の馬たちがこちらにいるとは知りませんでした。
門別開催にあわせていってみようかしら。
by 太陽の玉子 (2009-03-24 18:35)
牧場見学に関しては、偉大なる先輩方がたくさんいるので私はまだまだひよっこですが、何度行っても楽しみは尽きませんね。荒木さんのところなら、１日いても満足できます。生産馬たちも頑張っていますので、応援していただければ幸いです。荒木さんのところにいる馬たちは本当に幸せですね。
by 南関東Ａ１ (2009-03-24 19:51)
こん○○は、太陽の玉子さん。
門別からなら１時間半もあれば十分で
国道からすぐの所ですから
門別ナイターが始まる前に行っても余裕です。
見学前に競走馬のふるさと案内所で
見学要項を確認ください。
by ＨｏｒｓｅＰｈｏｔｏ (2009-03-24 20:12)
こん○○は、南関東Ａ１ことＯさん。
牧場見学
自分もまだまだ 先輩に敵いませんが
ボチボチと周り中。。。
つい 現地で話し込んでしまうと もう夜（笑）
by ＨｏｒｓｅＰｈｏｔｏ (2009-03-24 20:14)