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生かさず 殺さず [競馬全般]

現在1極集中となっている競馬界。
今は亡き偉大なホースマンが築いた
その王国はその我城を守るので精一杯。
空港近くの馬公園は相変わらず赤字。

そんな我城を支えているのは何か?
弱小生産者と言う皮肉。

門別周辺に侵略した王国は
繁殖馬を弱小生産牧場に預託しているが
その預託料のドケチさには呆れるばかり

月数万円。

さらにはそこで生産された馬が
生産者賞を稼いでも
全額 王国にて回収。

バブルの頃には
競走馬をそのまま繁殖にあげて、
生産牧場に預託する馬主が多かったため、
生産牧場は一定額の収入があり
生活が確保されていたため
自家生産馬で挑戦する事ができたが
今では馬主がトンズラし
預かったはずの預託馬を
そのまま所有するハメになった所も多い。
もちろん払われなかった費用は持ち出し
一転して生活のために
「売れる馬を生産する必要」が生じた。

ここから「人気のある無駄に高い種馬」か
「人気が無い格安の種馬か」の格差が発生した。

血統背景から強い馬が出来そうな配合ではなく
「売れる馬」を作らなくてはいけない
これでは日本馬産のレベルアップになるわけがない。
種の一極集中、種付料の高騰は
レベルダウンを招いたとしか言えない。

王国のSS系の馬が強かろうと
それは 「日本国内」 と言う限られた世界で
お山の大将になっているだけ。

その王国が生産者を
生かさず 殺さず
食い物にしている昔の悪代官のような事を
していてはこれから先も見えたようなものだ。

本日の馬の写真は
京浜盃 アートルマン
2007年03月28日
大井競馬場 にて撮影。

アートルマンのアルバムは
http://pht.so-net.ne.jp/photo/horsephoto/albums/51158


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